5月7日(日)🌧️割と寒め?「成熟、故に腐敗」

僕は今、自己嫌悪に陥っている。スプラフェスをしたため割と収まってはきたが、今日も僕の精神の未熟さ故に大切な人たちとの雰囲気を悪くしてしまった。というか、本当に僕の精神は未熟なのだろうか?実はもう成熟しているのではないだろうか?成熟した上で、僕の精神は脆弱性を孕み、周りに当たってしまう毒霧のようなものになってしまっているのかもしれない。そして主に言葉の暴力性が垣間見える自分を現出させる。さながら果実だ。熟した腐った果実。見ためこそ普通の果実とは変わらないながらに、中身は腐った部分がありどす黒いものが渦巻いている。「どす黒いもの」という表現は→
とても便利だが、いつかはそれを言葉で暴きたい。その全貌を。そういう果実はパッと見ただけでは腐っているかどうか分かりにくく、タチが悪い。ナイフで切ってみて初めて分かる。または齧ってみて口の中に広がる異様な味、鼻に抜ける粘着質な異臭に顔を顰めて初めて分かるのだ。そのような果実を吐き捨てるか、それとも飲みこんでしまうかは個人の自由だ。腐った部分に対して諦めの念や嫌悪を自ら抱いておきながら、その部分まで愛してくれることを期待している。もちろん、自分からは美味しい部分をなるべく与えていって、飲みこんでくれる人とお互いに幸せになりたい。辛い思いをさせたいと思ってその身に心を宿す人はいない。疚しい気持ちを養分に、自分を小綺麗な皮で包んで他人と接する。そうして真っ当な果実を演じている。不快な思いをさせたくないのは本心だが、利己的な思いは介在していないのだろうか。僕は優しさというものが近年分からなくなってきている。

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