5月31日(水)☀️☁️「鈍考」

自分の頭の悪さに幻滅する。ここでいう頭の良し悪しとは、学校のテストで良い点がとれるかどうか、勉強ができるか等ではない。僕は頭の回転が遅いのだ。それによって何が致命的に欠けているのかというと、"臨機応変さ"だ。今日のバイトで、配茶に必要な銀の台車が無く、どうしようとなっていた。探してみると、台車が3つあるうちの1つが、何かのコンテナを置くために使われていた。そこで僕は考えた。「この置いてる物は動かしていいか分からないし、先におやつの下膳をしてしまおう」と。そして新人に「先に取りにいこうか、使われてるし」と
指示をして→
エレベーターに乗ろうとした時、同じシフトに入ってた人が台車の上の箱を普通に他の所に移動させて、その台車をフリーの状態にしていた。「使ってないんだから動かせばいいじゃん」と言いながら。確かにそうだ。この時、なぜそんな簡単なことが思い付かなかったのか、そして行動できなかったのか、自分の頭の悪さにやり場の無い絶望と怒りがこみ上げてきた。本当は僕も、その箱をどかせば台車が使えるようになるなんてことは分かっていた。でも「動かしていいのかな」という考えが僕の思考を抑圧した。そして遠回りしようとする。鈍行列車だ。もっと頭の回転が早く、臨機応変に動ければ…と何度この近年で思ったことか。何かに直面してした時、1つの凝り固まった考えでしか自分の答えを導けず、柔軟な発想は生まれない。一体どうやって臨機応変で柔軟な考え、頭をもてるようになれるのか。決められた物事に実直に取り組むしか能が無い。熟考しないと良い結論を導けない。きっと上手く生きることができず、損するだろうな…
出来るだけハッピーな締めをするように心がけているが、今日はムリだった。そんな日も、あるだろう。

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