FUNK to JUNK
あまりに昔の出来事過ぎて覚えていないのだが、おそらく「TEENAGER」が完成したあとぐらいの出来事だったと思う。深雪さんがまだ音楽づくりに熱心だったころで(本人はコロナのせいだといっていたが)、「パソコンから昔作った曲が出てきた」という理由でチームみゆきのSlackに投げてきた。
チームみゆきで唯一の大人であり仕事がはやいしんぺいさんがいつものごとくすごいスピードでオケを仕上げてくれたが、歌詞はそこそこ時間がかかったように思う。
「FUNK to JUNK」というタイトルは、深雪さんがデモテープを送ってきたときにつけていた仮題で、しかしそれがピッタリだと思ったので採用。であればタイトル通りジャンキーに、感情の掃き溜めのような、ちゃらんぽらんな言葉をたくさん並べましょうと思ってパズルのように作った。
サビの「ミード#ーシード#」が「愛情友情」などの「ジョウ」の音がたくさんノリそうだな、とか、そのあとの「ミード#ーファ#ソファ#ミ」の部分に「◎◎パラリラ」のようなリズムに沿った(ほとんど意味のない)適当なカタカナをのせたいな、とか、まあそんな感じである。
あとから見返して驚いたことといえば、ど頭から存在しない(造語の)四字熟語を使っていることだ。我ながら適当すぎるだろ。
深雪さんの曲には、やっぱり深雪さんらしさがいるので、歌詞は「冗句」を意識して作ってみた。あとは、Twitterでの不審な言動とか。
そんな感じでかなり「口触りよく」歌詞を作っているからか、歌うのが楽しい曲なので(※音域はアホみたいに広いけど)、ぜひ皆にも歌ってほしい。
ちなみに、これは余談ではあるが、ライブ発表後のしんぺいさんから早速、
「半音さげのFunkToJunkオケ」が届いたのだが、深雪さんからは「ありがとうございます!」のみでその後の動きがない。
……今後のチームみゆきの活動にご期待ください。
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