腐った男性性を持った男性(私)
なんとか結婚生活をスタートさせることができましたが、フリーターの私には時間を削って働くという概念しかなく、休みの日も、働いていない自分の罪悪感から、家事に逃げ道を作っては何かを誤魔化していました。
私のダメなところは、逃げ癖がついていて、自分の都合の悪いことからは徹底的に逃げることです!
・・・今、これを文字にして思ったのですが、最低ですね。
しかも、いつもヘラヘラしているのに、バツが悪くなるとなぜか真剣な顔をして逃げていました。
もはや意味がわかりませんが、クズですね。
これは今になってやっと自覚できたことなのですが、家庭の問題が起こると、パートナーの責任にしたり、問題をずらす発言をしたり、なんとか自分に100%の非が降りかからないようにすることで必死だったように思います。
私のパートナー(妻)は実に器の大きい人で、このような体たらくの夫を氷のように冷ややかな目で見ながらも、今日まで結婚生活を続けてくれました。
感謝です。
さて、前の記事でも書いたように、貯金ゼロからのスタートだったため、兎に角、稼がないと生活ができない状態で、結婚してから更にバイトを増やすなどして、さらに悪循環な方向へ進むしかありませんでした。
体に鞭打って働くこと以外、私には選択肢が無かったからです。
結果、妻との時間は少なくなり、疲れがたまり、喧嘩が絶えない日々が続きます。
お金と時間が無くなれば、絶対に喧嘩になる。
これはまぁ、普遍的ですね。
ここでの間違いは、「お金がないから時間を削って働いて小銭を稼ぐ」という手段をとったことです。これは後に経済を学んで、間違っていたと痛感するのですが、この時はこの選択が間違っているとは微塵も思いませんでした。
そしてもう一つの失敗は、妻に「働いて家計を助けて欲しい」と思いはじめたことです。当時は子供もおらず、妻も働いてはくれていましたが、私のように根っこが甘え体質の男性は、自分の為に頑張ってくれる女性にはトコトン甘えてしまうものです。
「母親か!」と突っこみを入れたくなるほど依存します。
そうなると、自分の為に稼いで来ない妻はなんだ?という思考も生まれます。男性として
、このマインドと思想を持っている限り、絶対に稼げません。
今もこれは肝に命じています。
そして結婚から3年目で妻がついに妊娠します!!
この時、私は37歳にしてフリーターを継続中!!!
もちろん、貯金なんてありません。
にもかかわらず、ここまで追い込まれてもまだ変われない自分がいました。
男性性腐ってるでしょ?
続く。
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