【作詞】遊泳飛行

ぽわぽわと浮遊感 溜め息に溶けた
あるようでない時間 絞り出した疲労感
おやすみからおはようがあまりにも一瞬で
幾つの楽しみに僕らは出逢えるの

心はどこか日常で気付けば夕暮れ
エンディングに涙ぐむのは早いね、羽広げ
せめて後ちょっとだけ遊ぼうぜ

スカスカの頭揺らして スカスカの心満たして
悪戯な笑顔見せて 飛ばせない明日に向けて
日付変更線を書き換えて
いつまでも今日のままでいて!
ずっとスタートラインの延長線
僕らが飽きるまで続いていけ

噛みきれなかった紛い物 相容れなかった病も
ねえ聞いて、知って、強いて、生きて
割り切れなかった余り物と
てんで雨霰 せめて晴れていて
違和感が焦って消えたって
何処かにいるって

夢でもどこか日常で気付けば朝焼け
我儘だとわかった上で嫌だね 穿って
全部がいっそ変わってくれ 歌おうぜ

伝う涙の隙間を縫って マジックで描いた猫の髭
痛みから目を背けないままで 馬鹿みたいと笑った感情線
蓋をしたって変わらないね
底に穴をあけたピアッサーで
なぞるゴールラインへの延長線
僕らが着くまで消えないで

スカスカの頭揺らして スカスカの心満たして
悪戯な笑顔見せて 飛ばせない明日に向けて
日付変更線を書き換えて
いつまでも今日のままでいて!
ずっとスタートラインの延長線
僕らが飽きるまで続いていけ

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