【作詞】BLUE


お決まりでしょ、変わったとすれば 重さくらいで 
沈んでしまうから 萎れてしまうから

吸い込まれそうな渦の中 風が吹けば闇の向こう 
僕ら必死に目を開ける 光にピントは合わない
憧れは時に牙を向く あなたの芝生は青すぎる
大事なことすら忘れて ただひたすら夜を更かせ

真っ暗な部屋照らすブルーライト
都合よく絞った世界の出来合いを
噛み締めて笑う 僕ら何よりも
惨めな軸に縋り付いても

おあいこでしょ、闘うとすれば 諦めきれなくて
揺らいでしまうから 膨らんでいくから
何倍になってもね 癒えないのなら
居場所はそこじゃないわ この胸の中
夢みた数だけ顔を伏せる

吸い込まれそうな渦の中 雨が降れば穴の底
僕ら何度間違えても 光にピントを合わせない 

電源を切ってしまえブルーライト
都合よく拵えた恋の頃合いを
抱き締めて笑う 僕ら何よりも
大事なもの程いらないの

ポケットなんかに隠して仕舞えば あなたに会えた時 取り出してしまうから 膨らんでいくから
何倍になってもね 癒えないのなら
居場所はそこじゃないわ この腕の中
鋭いあなたから顔を逸らす

吸い込まれて 吸い込まれて
どこまで行っても弛まない朝
どうせ何回でも、何百回でも
会いたくなくても 別れを告げても

おあいこでしょ、闘うとすれば 諦めきれなくて
揺らいでしまうから 膨らんでいくから
何倍になってもね 言えない、だから
少しだけ耳を貸して この胸の中
どんなに惨めでも顔を上げる

鋭いあなたへと顔を向ける

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