【ストV】投げが強い理由

先日、対空に関して書きましたが、思いのほか自分の頭の中を整理するのによかったので

〇〇が強い。〇〇が大切。というようによく言われる技術・行動に関しての「なぜ」という部分に関して

深堀していってみようかなと考えております
あくまで、素人理解なので一つの考え方程度にとらえていただくことをお勧めいたします

本日はその第2弾で投げについて
第3弾があるかどうかはわかりません…

投げに関する基礎知識

発生     : 5F
ダメージ   : 120程度(キャラ差あり)
投げ後の状況 : 前ステして投げ側が不利
防御方法   : ジャンプ or 距離を離す or 投げ抜け
         ※ガードでは防御不可

こんなところでしょうか
ぱっと見た限りでは、そこまで強いようには見えないと思います
発生フレームも通常技より劣りますし、ダメージに関してもコンボより圧倒的に劣ります
成功した後の状況も、それほど良くはなく、起き攻めに行けるコンボの方が優秀です

では、なぜ投げが強いのか

投げの強さを理解するために

投げそのものの情報だけでは、投げの強さはなかなか見えてこないと思います
その為、個人的には

投げる・投げられるという一瞬を見るのではなく、試合全体を通してみる

というように視野を広げて考えることで、理解しやすくなると考えています

試合全体で見たときの投げの意味

投げの特徴は、なんといっても

ガードでは防げない

ということにつきると思います

投げ以外の行動に関しては、防御側はガードしているだけで事実上すべての攻めを防ぎきることができます
※コマ投げは無法です。本記事では一旦ないものとします

投げがない世界戦では、防御側が圧倒的に有利な戦いになると思っています
(そういう世界戦がなかったので、あくまで想像ですが)
そういう防御側が圧倒的に有利な状況を打開するためのシステムとして用意されているのが投げだと私自身は理解しています

そのため、投げを防ごうとした場合

防御側が意図的に行動を起こす必要がある

という形にシステムデザインされてます
※投げ抜け・ジャンプ 等

試合全体で見たときの投げの意味防御側に行動を起こすことを強いることに他ならないと考えております

投げの強さとは

それでは、投げの位置付けと考え方を整理したところで、本題である強さに関して考えていきたいと思います

先ほど、投げの意味に関して防御側に行動を起こすことを強いることであると整理しました

先ほど説明したとおり、投げはガードをしているだけでは防げず、防御側は何かしらの行動を意図的に起こす必要がでてきます
仮に、ずっとガードだけしかせず行動を起こしてこない相手であった場合は

一生投げをしてるだけで勝てます

相手もそのあたりは重々承知しているので、投げを防ぐ行動は嫌でもせざるを得ないですよね

投げを防ぐ行動としては
 ・投げ抜け
 ・投げられそうなタイミングで小技を出す
 ・ジャンプする
 ・後ろに下がる(バックステップする)
などが考えらえます

つまり

自分が投げを見せると、次回同じようなシチュエーションになった場合に、いつか必ず相手が上記のいずれかの行動をしてくるようになる

ということになります
これが、相手に行動を強いるということの意味になります
(無事に伏線回収完了)

また、上記で記載した投げを防ぐ行動に関しては、必ず攻め手に回答があるようにストVはデザインされています

投げ抜け  → 下がって投げ抜けに対してコンボが可能
小技    → 投げに行かずに暴れ潰しの打撃が入る
ジャンプ  → たいていの場合見てから対空が可能
後ろ下がり → 下段攻撃からのコンボが可能

という風に、相手の行動を読んだ際に攻め手側に大きなリターンが生まれるようになっています

その為、攻め手が投げを見せることで

次回以降に受け手の行動を読んだ場合に高いリターンを得ることができるようになる

という状況を意図的に作り出すことができます

これが

投げの強さ

だと個人的には考えています

その為、1度投げに行って相手が投げ抜けしていたことに対して特に悲観する必要はなく、投げを絡めた読みあいの土台が作れたと考えて試合運びをすることで、試合全体を通して有利に試合を運べると考えています


以上、いかがでしたでしょうか?
前回の対空と同じく、強い強いといわれている行動ではあるんですが私自身その理由がいまいちわからなかった経験があるので、自分なりにかみ砕いて記載してみました
また気が向けば他の内容に関しても書いていければなと思っています


それでは、よきストVライフを。

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