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#50 「ゼロの自分」を取り戻せ

三が日も終わり、世間が現実を取り戻しつつある今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

正月といえば、親戚が一堂に会しての親族会やらなんやらが行われることが多い。私はこの親族会が本当に苦手である。

なぜか。とにかく大人数だから。

別におじやおば(敢えてひらがなで書く)、従兄弟たちが嫌いではないし、会話も楽しい。

が、3〜4時間も経てば、楽しさよりも精神的疲労が勝り「休みたい…」となってしまう。そんな時はさーっとフェードアウトして外の空気を吸いに行くか、「あーちょっと酔ってきたわ〜」と言って自室に逃げる。

そして、さ〜て…あと30分くらいで帰るかしら、というタイミングで何事もなかったかのように戻り、歓談に興じる。(このタイミング、我ながら完璧である)


大人数の会合に赴いたり、仕事などで不特定多数を相手にするとき、私は普段の私より+2、+3ぐらい「社交的な私」になる。

これは猫をかぶっているとか、無理をしているという感覚とは異なっていて、これも私の一面という感じ。ただ、普段よりちょっと頑張っているのでエネルギーの消耗が著しい。まあ、ずっと続けていれば「無理をしている」になるのだろう…。

この状態を続けることも可能なのだが、その分反動もある。翌日は懇々と眠り続けないといけないし、だいたいの予定がパーになり、朝だか昼だか夜だかわからない時間にご飯を食べる羽目になる。

うーん、虚無。

…ということでこういったちょっと頑張った後に大切なことは、これ以上は無理!となる前に何の装備もないデフォルトの自分に戻ること。つまり、ゼロの自分に戻ることだ。

ゼロの自分に戻るためには

①  一人だけの時間を作ること
②  静かな場所に身を置くこと
③  めちゃくちゃ眠ること

これらがとーーーーーーにかく重要になってくる。

①は絶対条件。SNSは見ないし、LINEもメールも急用でなければ返さない(ごめん)。部屋に引きこもってもいい。外の世界に出てもいい。何でもいい。一人でいるなるべく長時間!

②は自然が豊かな場所であればあるほどいい。あーあ、私が子どもの頃だったら近所の森とか林に出かけて(人の私有地)、走り回ったりぼーっとしたりできんのにな。大人になると子供のころに自由に出入りできていた場所に行けなくなるね。おじちゃん!そこで遊んでるからー!とか今、できないもん。

③は言わずもがな。最近はそろそろ寝具にこだわろうかと考え中。


歳を重ねるにつれ、自分の扱い方が上手くなってきたなと我ながら思う。自分が自分でいるためのライフハックはいくらあってもいいからね。

こうやって自分を保ちつつ、それなりに人間をやっていこう。


【余談】

親戚からすこぶる美味いミルフィーユを貰った。個包装タイプの何個でも食べてしまうやつ。ああ!!罪!!太る味!!

しかしミルフィーユってなんであんなに美味いんでしょうかね。自分では買わないくせに…、貰うとかなり嬉しいもんな。

(サムネイルはシュークリームですけどね)

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