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給食センター、ついに着工

カンボジアに赴任してきてちょうど半年がたった12/25、やっと栄養管理部の拠点となる給食センターの工事が始まりました。

栄養の概念がほとんどないカンボジアに、栄養を考えた給食を出す施設ができることは、本当に貴重なことだと思っています。

この施設の建設費はすべて北海道の洋菓子店『きのとや』さんの
長沼昭夫会長からのご寄付で建設することができます。

インタビュー記事があったのでよかったら読んでみてください。

青年塾や今の活動を始めて、カッコいい大人とたくさんご縁をいただいていて、本当に嬉しいですね。

自分がカンボジアに赴任してくる前に、北海道で長沼会長とお話をさせていただき、ジャパンハートの活動、そして自分の想いに共感していただきご寄付を決定して下さいました。
自分が直接想いを受け取ったからこそ、想いをカタチにするために、自分自身もより強い想いで進めることができます。


【すべてのこども達に衛生的で、栄養価の高い給食を。】

ここでは、【すべてのこども達に衛生的で、栄養価の高い給食を。】をミッションに、当院に入院している、小児がん含む小児患者達に給食を提供し、スタッフ、一般患者地域住民向けに食堂で食事提供も行って行きます。そして、入院時だけでなく、退院後もその基準が保たれるように、病棟内でも、食堂内でも、関わる全ての人に衛生、栄養教育を勧めて行き
カンボジアのこども達が健やかに育ち、みんなが幸せな人生を送っていけるように手助けできればと思います。

そして、この施設は
給食や食堂での食事提供はもちろん、
途上国で栄養教育を行っていく拠点として、栄養改善の志を持った方たちの活躍の場、学びの場になるよう、栄養系の学校からのスタディーツアー受け入れや、国際協力に関心のある栄養関連の方達を継続的に受け入れて行き
日本とカンボジアの栄養業界の架け橋の一つになれればと思っています。

竣工予定は6月末です。
ここまで半年、ハード面を中心に進めて来たので
ここから半年は、こども達に美味しくて安全な食事を届けられるよう、そして
志を持った栄養士、管理栄養士さんたちの活躍の場になるよう
ソフト面を整えて行きます。

【“きのとや”さんご紹介】

今回ご寄付いただいた、長沼昭夫会長が創業された
『きのとや』さんは北海道に拠点のある著名なケーキ屋さんで、
やはり、牛乳やバター、チーズなどの乳製品を始め本当に美味しい原材料があるので、素材の味が立っていてどのお菓子も本当に美味しいです。
接客のスタッフさん達の対応も徹底されていて、調理師の自分からしても勉強になるところばかりです。

ちなみに、自分の父親、母親、兄もケーキ屋なのですが、
家族誰かが北海道に行ったらお土産を頼むほど大好きです。
店舗のカフェで食べるケーキも最高なのですが、お土産にクッキー
そして、冷凍保存できる“焼きたてチーズタルト”はもう絶品です。オススメします!(店舗に行ったら魅力的なお菓子ばかりで迷ってしまいますが。笑)


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