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知らない人たちの会話を偶然聞いて悩みが解決した話

こんにちは。

2020年生まれの娘の保育園入園(第一希望の園でした。)が決まった2021年2月のこと。コロナ真っ只中で0歳で集団保育に入れていいものかと悩んでいました。周りの同じ月齢の子を持つママ友の中には最初からもう1年育休をとり、1歳入園を目指す方もいました。何より生まれてから、いや、生まれる前のお腹にいたときからほぼ片時も離れず過ごしてきたので娘と離れる淋しさもあり、私の心は揺れに揺れていました。

加えて、通常時では認可保育園の入園を辞退すれば、次の申込時に減点があるのですが、コロナという非常事態なのでコロナによる不安を理由に入園を辞退しても次の申込時に減点はないというルールが発表されたときは心がざわつきました

正解のない悩みを悶々と抱えていました。そんなある日、いつもは行かない子育て支援施設にわざわざバスに乗って行ってみました。施設に着いて職員の方と少し話をした後、渡された利用登録用紙やアンケートを記録する間、先に来ていたママたちの会話が耳に入ってきました。

保育園決まったから淋しくて泣ける〜」「ほんとだよね〜」と、あっけらかんと笑い合っているママさんたちでした。「淋しくて泣ける〜」というその明るいセリフに私の悩みは一瞬で吹っ飛びました。それまで、子どもと離れるの淋しい、こんなに小さいのにコロナの感染リスクがある集団保育に入れていいのか、仕事復帰の不安も多少あったので、感情的な不安をコロナのせいにして育休を延ばそうと考えていたのだと思います。

その後、そのママたちと交流することはなく、その日以降その施設にも行っていないのですが(仕事復帰したのと、遠いので)、偶然聞いた同じ境遇のママさんたちの会話が励ましとなり、4月入園に向けて準備を始めたのでした。

実は、この施設に行ったのは、この悩みを職員の人に相談したくて行ったのですが、あまりはっきりしないアドバイスしかもらえずがっかりしていたところに、あのママさんたちの会話が耳に飛び込んできました。後から考えると、答えのない悩みですよね。リスクとか理論とかこうだからこうだとか、頭で考えて答えを出すより、知らない人からの励まし(相手はそのつもりがない 笑)がめちゃくちゃ効いて悩みが解決したという話でした。

ではまた。