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布石は遠くに、行動は半歩先に

あらかじめ白状しておくと、なんでこんなタイトルのブログを書いているかというと、「検索したら見つからなかったから」なのです。なんと「布石は遠くに」でさえも出てこないんですよ。「それならとりあえず、僕が言ったというつもりで書いちゃえ!」というノリで。

実は僕自身は、20代のころから、これを座右の銘としてたんですね。

「布石」というのは、ご存知の人が多いと思いますが、囲碁用語です(と言っても、僕は将棋好きだけど囲碁はまったくできないのだけど)。囲碁で、「将来、この辺の陣地をとろう」という辺りに、とりあえず石を置いておく、という感じです。だから「将来の方向性を考えたときに、今すぐにそこに集中的に力を注がなくて良いので、とりあえず、なにかしら手がかりとなるような手を遠くに打っておけ」ということですね。

そして、「行動は半歩先に」というのは2つの意味があって、ひとつは「実際の活動は、その時点で必要なことをきちんとやれ」、もう1つは「そうは言っても、人よりちょっと早く手を打て」ということです。

それで、上にも書いたように僕自身は、ずっとこれを座右の銘としてたのだけど、最近ふと、「これって、どこで聞いた言葉なんだろう?」と思って検索してみたら、全然でてこない。「え? じゃあなんで僕はずっとこれを頭のなかでイメージしてたんだろう」と思って不思議になったというわけです。有名な言葉じゃなかったんだ? 誰かが言っていればさすがに検索結果に出てくるだろう。出てこないんだったら、まあ自分で思いついたと思っておけばいいか。みんなが言ってないなら、とりあえず自分が書いておけば、今度誰かが検索したときに出るようになるかもしれないし、みたいなところです。

それで、個別の話は自分のいろいろな具体的な話になってしまうので控えるけど、この言葉にもとづいてやってきたことは多いかな、と思ってます。布石がなんの足しにもならないこともあるし、なったこともあるし、今の時点でなっていないけどたとえば10年後になるかも、みたいな感じです。

「ところで、布石ってたとえばどうやって打つ(置く?)の?」ということだけど、これはこれで長くなるので、またの機会にでも書こうかと思ってます(すいません。いや、別にすごい話というわけでもないけど、一人くらいはなるほど、って言ってくれるような話かと思って。)。


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