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3年目を迎えるにあたって

これは、私より上の世代の方には理解できない感情かも知れませんが、
私は“生まれる前から”サポーターでした。

1歳になる前には、スタジアムにいた。
幼稚園の頃、希望制のサッカー教室があったが、私は全く興味を持てなかった。その時から私にとってサッカーは、「するもの」ではなく「見るもの」だったのかもしれない。

小学校に入って、1番最初に仲良くなった女の子もサッカーが好きな子だった。
小学校高学年から中学生、反抗期はサッカーのことすら嫌いになって過ごした。
中学2年生、大きな劣等感を感じて何もできなくなった私は、サッカー選手の背中に救われることとなった。

そんな“サッカー”という競技に恩返しするべく、普通科の公立高校へ入学しサッカーに携われる場所を探した。競技としてのサッカーに触れて、私にとって恩返しの中身は競技として、でないことを感じた。

それは、幼稚園の頃に感じた、自分がスポーツの外側にいるような、「するもので」ではない、と感じていた、そんな疎外感からかもしれない。

結局私は“サッカー”の競技性より地域性に魅力と可能性を感じ、今もそれに携わり続けている。

社会人3年目を迎えるにあたり、自分にとってのサッカーを振り返って、これまで私は勝手にサッカーと感情を共有してきたことを、改めて感じました。もうすぐ、ずっと目標にしていた3年目。

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