見出し画像

NHK BS ザ・ヒューマン〜村上世彰・お金の授業〜

正直、彼がインサイダー取り引きで逮捕された時、
「ざまーみろ」と思ったものである。

しかし、これは完全に負け組、貧乏人のひがみ、
やっかみでしかない。

村上氏のセリフ
「お金儲けって悪いことですか」。

全然OKである。そもそもお金儲けを否定したら
資本主義社会自体が成り立たない。

投資家が資本を出し、企業が拡大再生産し利益を還元する。

このサイクルによって健康で文化的な生活を
享受できるのであるから、
今のところ最も良い経済システムなのだろう。

NHK BSの欲望の資本主義で、
いろいろなほころびは指摘されていたが、
かといって現状これに代わるシステムはない。

横道に逸れたが、当時から本心として金儲け賛成であった。
おそらくフリードマン的な思考を持っていたと思う。
だから、余計に負けた感からのやっかみが湧いてきたのだろう。

今はケインズに戻った。戻ったというのも初めは天才的頭脳に
脳科学という視点から興味があり、天才ケインズと呼ばれていたので、
ケインズ経済学にも興味を持ったものである。

ケインズに戻った理由は割愛。フリードマン流の弱者切り捨てが、
どうも違和感を覚えるようになったせいだろう。その理由は・・・

閑話休題。その村上氏が今何をやっているのかを
取り上げた番組だった。

金儲けとは何かを考え、その答えの一つが社会還元であり、
その方法の一つが投資教育というわけだ。
詳細は番組を見て欲しい。

ここで言いたいことは2つ。
1つは、ようやく渋沢栄一の精神に気づいたかということだ。

村上氏ぐらいになれば、渋沢のことを知らないはずはないだろう。
しかし、知っているということと、やるということは
まったく別次元の話である。

知行合一。渋沢も陽明学に傾斜していたとする説もある。

利益還元として新しいビジネスに投資し、
また新しい産業を興し発展すれば、
複数の資本家が誕生する。

彼らの資本を集めて次の社会還元事業を
作ることができる。これが渋沢の合本だ。

そして、もう一つの言いたいことが教育である。
この教育ほど元が取れるビジネスはない。
まさに鉄板ビジネスだ。

だって考えてもみて欲しい。
高校生100人に20万円ずつ投資しても
損金はたったの2000万円。

この高校生のうち1人でも投資の仕組み=儲けの法則を理解したら、
投資そのもので億を稼ぐ人材に育つかもしれない、
または起業して億を稼ぐ人間になるかもしれない。

いずれにしろ情けは人の為ならず。
恩を受けたものは普通恩返しをするもの。
いわゆる返報性の原理だ。

さらに言えば、村上氏は師匠だ。
まさに我が師の恩だ。

もうこれで村上氏がどのような状態になるか、
くどくど説明するまでもなく想像できるだろう。

村上氏が知ってか知らずか、またここまで下心があったか
どうかはわからないが、結果的にそうなるはずだ。

インターネット図書館もまさに教育分野である。
村上氏のような先見の明のあるレベルの高い人が、
エグゼクティブユーザーになれば、

理念理想としての人類の進歩と発展、そして幸福追求に
貢献できるのだが。


日本発(初)GAFA+Tへのご支援お願いします。教育革命で世界を変えるために努力しています。あなたのご支援で貧困、格差、災害、感染症などを減らすことができます。