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妄想と現実は交差する
分かりやすい悪も正義もないという簡単な事も忘れてしまう私は、やはり現実と妄想の区別がついていないのだろうと思う。
一人の人に対してもそうだ。良い人間も悪い人間もない。その社会にとってまたはその人間にとって悪か善かがあるだけだ。
信仰はその最たるもので、その信仰とは神のみを指すのではなく人間として生きる際の指針や信じること全てを信仰と言って差し支えないだろう。
生きていると、どこからが自分の頭の中で起きたことで、どこまでが現実で起きたことか分からなくなる。
不安や、恐怖も多くが頭の中で起きていることであって実際に起きていることへの恐怖や不安など多くはない。
結局他人のことなどわからないなと、自分が考えていることが他人にとってはどうでもいいのだろうなと思う。
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