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#201どっちが良い?②
好かれるのと嫌われるのでは、私は嫌われる方が良い、気が楽である。
おかしなことだが、私の場合、他人に嫌われれば嫌われるほどイキイキする、自分に還る。
好かれた経験の記憶もあまりないし、普段好かれているという実感もほぼない。
一方、嫌われる経験は、いつの時も傍らにある。なにかしら、嫌われていると感じる。
単に嫌な記憶だけが残りやすいということか。が、嫌われることで気が楽になる私には苦痛なことではない。嫌われるとやりにくいことも現実には多々あるが、その不便を克服する工夫をすれば良いだけで、好かれるために不本意な言動をしても効果があるのかは疑問だし、だいたい好かれる保証もない。
工夫すれば知恵がつくし、知識が増える、結果、耐性が増す…と自身がある意味強くなる。
そもそも、他者とのやりとりも、必要に駆られて常識的にやっているだけで、そこに好き嫌いはない。
人間関係も、なにか特別なものがあるわけでもなく、自分と他者がいるという事象だけである、究極は。
以前大ベストセラーになった本「嫌われる勇気」には、こんなことが書いてあるのだろうか。ベストセラーは読まない主義なので未読だが。
…そうか、よく他者に嫌われるのはこういうところだな。
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