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【素的視点から#040】そろそろ目覚めるとするか...

近頃、ようやく、そんな気になりました。

この夏は、深い"海"に潜り、ちょっとブルーになったワタクシめですが、昼夜の長さが均等に近づくにつれ、徐々に、"目覚め"の時期が来ているように感じています。

実際、六月以降これまでは、心身の調整に次ぐ調整でした。

この、「調整」という言葉、私個人は、実にニュートラル且つ理知的・スマートなもので、合理主義者の私にとってはお気に入りの一つでした。

が、「調整」の只中に入ると、とにかく大変でした。

つまり、この「調整」、外から見ると、

・(辞書から)ある基準に合わせて正しく整えること。過不足などを正してつりあいのとれた状態にすること。

・(私流解釈)ひずみ歪みを解消しバランスをとるために必要な箇所に手を入れること。

内から見ると、『オーバーホール(overhaul)』そのものなのですね。
もっと砕いていうと、まずは大掃除と調査(例:環境やモノから人間関係、マインド・心まで)、そしてアカン・イカンところの発見と修理(例:歯とかイラチなところとか)、必要あれば補強(例:寛容さを持つためのアレコレ)…

(長年の仕事経験から)このオーバーホールには、全てを細かく分解して検査して洗浄して修理して補充/補強して再度組み立てて動作確認してスペアパーツや油薬品を補充して…というような工程を思い浮かべてしまい、どうしても、どこかからトンカントンカン音が聞こえてくる。

自身のオーバーホールも、トンカン音の工事現場の中に、四六時中身を置いているようなものでした。
実際、長年放っておいた歯の治療をしたり、断続的な眩暈で起き上がれなくなったり、仕事も大幅な見直しがかかったり、断捨離を敢行したり、住環境を変えたり、と、思えば大変な夏でした(苦笑)。

そのオーバーホールも、9月の訪れとともに徐々に終了したのですが、その反動というのがこの上旬から半ばまでだったわけで、もう少し“海”に潜っていたい気持ちも、むべなるかな。

山も里も美しく色づく実りの時期、そろそろ、海から顔を出して、陸に上がるかなぁ、そんな気分の今日この頃です。

<今日の美>




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