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【ココロの旅#3 】旅に出た理由 [残念なカウンセリング]その②

 こんにちは、皆さんいかがお過ごしですか。
 今は盛りとバラが咲いています。バラは本当に華やかな花ですが、道の傍らにそっと咲いている野バラも愛らしいですよね。

 さて、今回は「残念なカウンセリング その②」、本題に入りたいと思います。残念だと感じたポイントと得た気づきを書きたいと思います(あくまで私個人の見解です)。

<ポイント>
1)声だけで「私」を理解させることの大変さ
2)「言葉遣い」「言葉の選び方」がサービサー(役務提供者)のキモ

3)傾聴 or 慰め or 共感 or 諦め... で 説教?! ---次回その③で
4)「専門知識」と「資格」の持つ意味とは?---次々回その④で

1)声だけで「私」を理解させることの大変さ
☞カウンセリングは全て電話で各回50分、カウンセラーは(恐らく)カウンセラーが在中する事務所で、私自身は自宅で話をしました。
 何しろ声だけのやり取りで、カウンセラーに「私」を理解させ、心のサポートをして貰わなければなりません。
 私は、職業柄、親しい友人や仲間以外の人には比較的丁寧且つ真面目で堅苦しい言葉遣いをする癖(既にこの字面がカタイですね)があり、カウンセラーにも「しっかり者」だが「自己承認/顕示欲求が強い」との、のっけからアグレッシブというかヒステリーのような印象を与えたらしく、早々にカウンセラーもそれなりの対応する型を決めてしまったようでした。「私」の心の本質(というか闇)を徐々に引き出すというよりは、「言わせておけ、このヒステリー!」という態度でした(少なくとも私にはそう感じた)。

<気づき>
ヒトは、五感を使って、顔や表情、態度や風貌(服装や持ち物も含む)等から相当程度他人を理解していることを、今更ながら痛感。昨今の社会状況から、既に就活現場ではオンライン面談が一般化しているそうだが、無意識に現れる細かな表情や醸し出される雰囲気(個性?)等は画面から読み取り辛い(むしろ、粗が見えにくいので「演技力」や「演出(ライトの当て方等)」がものを言う)とのこと。
「オンラインカウンセリング」に関して、声や言葉のみで相談者の心に接するには、何が必要で大切かを追求したい

2)「言葉遣い」「言葉の選び方」はサービサー(役務提供者)のキモ
☞文字通り「言葉」が命綱の電話カウンセリングですが、カウンセリング内容云々よりも、まずカウンセラーの「言葉遣い」が気になりました。終始タメ口だったのです…「ふ~ん、そーなんだ」「あーそれね~」「だからさぁ、~なんだよぉ」といった類。
 少なくとも成人の他者に対しては、(慇懃無礼はNGでしょうが)最低限言葉遣いのエチケットは守る方が安全だと思いました。場を和ますつもりでカジュアルな話し方をしたのかもしれませんが、私自身は、相手のタメ口口調に注意がいって素直に話を聞けなくなってしまい、50分間ずっとカウンセラーの言葉遣いの癖を拾い集める結果となりました(今ネタとして活用しているので、まあ良いのですが)。
 「言葉選び」についても同様で、これは私の落ち込みを和らげる為に言ったのでしょうが、度々「ツイてなかったねー」「一生懸命やったのにねぇ、タイミング悪かったんだねぇ」「しょーがないよ」と...何だか軽く扱われているようで、「話を聞いてやっている」臭がプンプン(次回「その③」でこれらを別の表現に置き換えてみます)。

<気づき>
☝せっかく持っている技能や知識(この場合はカウンセリング)も、些細で基本的なマナーが欠けるだけで、もともとの目的を果たせない事態を引き起こす。クライアントに「時間と費用が無駄だった」と感じさせるサービスは問題(私自身は「カウンセリング」に関心を持つきっかけとなったのでそれなりのリターンは得た)。
 これまで、カウンセリングとは、他者の心に寄り添うある種、崇高な職業・世界だと思っていたが、それは幻想だった。
 最低限の敬意を持ってクライアントに接し、こちらのサービスがその本領を発揮できるような舞台を作る努力がやはり必要で、自然とクライアントが慕ってくるような世界ではなく、通常のビジネスと同じだと分かった。

・・・「その③」に続きます。

<今日の美... a handsome boy in Akita>

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