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#170美術鑑賞記①[TRIO パリ・東京・大阪 モダンアートコレクション]@東京国立近代美術館
・訪問日時:6/8 15:00-16:30
・オススメ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(max)
・詳細:https://www.momat.go.jp/
良い展覧会だった。
美術館の仕事であり役割であり、公共施設の存在意義を体現していた。
単に「価値ある美術品」を並べて、人々に見せる機会を提供するのが美術館ではない。
ヒトが内に秘めている、言葉にできない感性を無意識に引き出すのが役目の一つ。そして、一般の教育課程では取り上げられない数多の芸術家とその作品を紹介し、鑑賞者の世界を広げることだ。
この展示会では、テーマごとに三都の美術館が所蔵する作品を展示しているのだが、各展示におけるテーマの説明がシンプル且つ的確で、専門家による作品解説が嫌いで我流解釈一辺倒の私でも関心を持った。
また、全ての作品が「公平に」扱われていたことにも好感を持った。目玉の作品だけが特別扱いされがちな展覧会が多いが、この展示会の主役は三都及び三都の美術館であるから、各々の芸術への矜持が前面に現れていたように思う。
企画展とともに常設展も見たが、こちらもTORIO視点での解説が付いてあり、改めて新鮮な目で見ることができた。
展覧会の作品など、またnoteしようと思う。
※余談:各都市の象徴として、パリ-エッフェル塔、東京-浅草の雷門、で大阪が「グリコの看板」とあったが…通天閣やないんやなぁ😆
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