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【鮮やかな日々#060】お願い!します

これまで、公(要は仕事を含む社会的活動)では人にお願いすることが下手でできなかった。

自分で処置できないことを認めるのが嫌だったのと、自分でやらないと自分の存在意義がないように思い込んでいた。

それに、気が引けるというか、他人が私のために何か手を貸してくれるなんて有り得ないとも思い込んでいた。

結果、孤軍奮闘を結構長いこと続けていたが、ここ数年諸々が激変し、最近は、ちょっと心身的に辛いな、と思うと他者に声をかけるようになった。
例えば、資料作りも、以前ならひとりで何から何まで行なっていたのだが、手放すということを覚えた。

すると、存外、他人は優しく、手を差し伸べてくれる。私のつまらないエゴや恐れ、捻くれた自尊心を超えたところで繋がってくれる。しかも、あっさりと。

ありがたい気持ちは無論あるが、合わせて、これまで自身は他者にどれほど手を貸してきたかを振り返ってみる。

ただ、私的な事柄では頼ってばかりなので…こちらは意識して人様を助けることを考えよう。

〔今日の生命〕

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