10/20 いつもごきげんで、気分の安定した人になりたい

■「いつもご機嫌な人でいたい」「気分の安定した人でいたい」と思う。
「いつもご機嫌な人でいたい」っていうのは、自分の気持ちとして、怒ってムスッとして過ごすよりはにこにこ楽しそうに過ごせるほうが幸せそうだという、あくまで『自分の中で完結する気分の問題』重視で「そりゃあご機嫌のほうがいいよね」と思っていたのだけれど、『夜廻り猫』(深谷かほる著)の4巻に収録されている第355話を読んで、自分のまわりにいる人たちのためにも、自分がご機嫌でいるのって大事なことだな、と改めて考えなおした。曰く、自分がご機嫌でいることで、まわりの人が居心地がよくて、『自分がここにいていいって一日に百回も認めてもらってるようなものなんだ』(カギカッコ内セリフはマンガから引用)と。自分がそこでにこにこと機嫌よく過ごしているだけで、まわりの人たちも安心して居心地よく感じてくれるなんて、最高じゃないか。
「気分の安定した人でいたい」っていうのは、気分が不安定で頻繁に上がり下がりするのは、自分ごとだとやっぱりその上下差に疲れるな、と。低めでもよいので、なるべく安定していたいな、と思う。あと、まわりに気分の乱高下が激しい人がいると、こちらはなるべく気にしないようにしていても否が応でも巻き込まれて疲れるね、とここ数日に会った人たちと具体的な反面教師の顔を思い浮かべながら話した。顔色伺ったり話しかけるタイミング見計らったり、まわりが気をつかわなきゃで大変だ、と。
■前職のNo.2のおばさまが、そんな『いつもご機嫌』で『気分が安定している』を体現しているような方で、「ああいうふうになりたいね」という話をいつもしている。昨日もした。もうそろそろ定年が近いくらいのお年だと思うのだけれど、いつもにこにこしていて話しかけやすい雰囲気で、明るく元気で、健康的な意味でもまわりが風邪のうつしあいリレーになってる中でも「わたし風邪ひとつひかないのよ~」と元気で、旦那さんや息子さんとの仲良しエピソードをたくさん聞かせてくれて、趣味や興味の幅が広くてどんな話をしていても楽しいし、「パソコンがいうこときかないの~」と困っているときもにこにこしてるものだから、なんならちょっと楽しそうにまで見えて、ついこちらも「やれやれ……」と、自分の手を止めて助けにいってしまう……と、まだまだあるけど、とにかくいっしょにいて安心できる、『職場のお母さん』みたいな人だった。ああいうふうになりたいな、と。ゆっくりでも達成したい、目標。なるべく心がけて、少しずつ近づいていきたい。

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