放っておいて

先の土日はどちらも休日だったのだが、土曜日は一日中ベッドに転がり天井を見つめ、日曜日は少し復調したものの図書館に行って予約本を借りてきただけだった。あまりにも何もやる気がなかった。

雨の日に気分が落ち込むのかと思っていたが、土曜日は快晴であった。天気と気持ちの起伏は完全一致するわけではないらしい。

もはや最近のデフォルトになっているのだが、夜YouTubeを流しながら横になり、いつの間にか寝てしまうため、明かりはつけっぱなしだしなんなら眼鏡もかけっぱなしだったりして、全然疲れが取れていなかったりする。土曜の朝もその状態であった。それでもモソモソと起き出してようやく朝食らしきものを摂ったところで両親から電話がかかってきて、その対応でその日の社会性を全部使い果たした。

両親からは冷蔵庫と電子レンジを買い換えようという、ここ一年くらい延々と言われている話の電話だった。私は別に今ので困っていないのだけど、もう古いから急に壊れたら困るし買い換えようとずっと主張されていた。いま新生活セールをやっているから買いにいこうというお誘いであった。

正直面倒くさいのだが、そろそろこの買い換えの話にも飽き飽きしているので、お望み通り買い換えて終了としようと思う。

親からのこういう話題にイラッとするのって、いまだ私の生活に介入しようとしてくるというか、思いどおりの生活を送らせようとされているというか、自分の人生の延長線上として私の人生を見なされてるような気がしてなんかイヤなんだよなぁ、と思う。本当は交友関係も全部管理したいのではないかな、と思うこともある。つまりは私は信用されていないのだ。放っておいたら良からぬ方向に進んでいくと、私の判断は間違っていると思われているのだ。それが悲しい。

かといって私に家探しやインテリアの興味が全然ないのも現状の一因なので、あんまり文句言うのもなぁというのがね。良かれと思ってやっていることも、愛情がきちんと存在していることもわかる。でも放っておいてくれともおもう。どうしたらいいんだろうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?