さくらももこ展

日曜日に美術館へ行った。


さくらももこ展が開催されているので観に行った。普段美術館でどんな展覧会が開かれているかとか情報入れていないのだが、年末年始の帰省中にテレビCMで開催されることを知った。「これも縁だな」と思った。


撮影OKエリアで撮ったもの。

私は『ちびまる子ちゃん』は全巻持っていたし、『もものかんづめ』をはじめとするエッセイ作品も全部とはいかないがけっこう読んでいる。今にして思えば恥ずかしいことだが、さくら先生に手紙を出したこともある。自分の学校で起きた出来事を、「良かったら漫画にしてください」という、おこがましいにも程がある手紙を書いて出した。余計なお世話すぎる手紙だが、小学生の時分なのでまだ許されるだろうか。余談だがその後『りぼん』の懸賞が何度か当たった。さくら先生が関わったゲームボーイアドバンスのソフトが当たったこともある。カーニバル開催するやつ。


さくらももこ展では、ちびまる子ちゃんの原稿やエッセイの原稿などが展示されていた。繰り返し何度も読んだだけあって、内容はほとんど覚えていた。懐かしかった。子供連れの人たちが多くて、子供も漫画原稿を見てクスリと笑っていた。さくら先生がパーソナリティーを務めたオールナイトニッポンの一部が繰り返し流れているところがあり、こんな声の人だったんだなと思った。後半の方は知らない作品もあったな。『ちびしかくちゃん』というセルフパロディ作品を連載してたこととか知らなかった。

原稿一つ一つを丁寧に見ていたら、何だかんだで2時間近く展示を見ていた。何も考えずに履きなれないヒールの靴で行ったら足が痛み出した。展覧会には平らな靴で行くべきかもしれない。何だかんだで立ちっぱなしになるしね。

その後同じチケットで常設展も見ることができるというので見てきたが、陶芸は全然ピンとこないなーと思った。誰かに『良さ』を解説してもらわないとわからないかも。西洋美術はちょっとわかると思ったが、作品を感じるというよりは解説文を読む方に一生懸命になっていたかもしれない。蝿がいっぱい書いてある絵にヒエッとなった。そんなにリアルじゃない蝿だけどゾゾッとした。

美術館のショップで『ももこのまんねん日記』とうす茶あられを買った。多分まんねん日記は読んでいないやつだと思う。そのうち暇を見て読もう。

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