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アイヌ音楽と伊福部昭 ピアニスト:江原千咲子
ピアニストの江原千咲子さんが札幌で行ったリサイタル。当日聴きに行った友人が絶賛していたピアノ版の「シンフォニア・タプカーラ」~第1楽章(編曲は田中修一さん)の動画がついにアップされました。
オケに負けない熱演と表現力。
野坂惠子(操壽)さん千駄ヶ谷の津田ホールで毎年、リサイタルを開いていた頃、「二十五絃箏甲乙奏合 交響譚詩」の初演だったか? 熱演のあまり箏柱を弾き飛ばしたことがあったけど、聞きながらフトそんなことが脳裏をよぎりました。崩壊を恐れていてはできない攻めた演奏。
旦那さんの助言もgoodjobですw
《ピアノ》演奏会『アイヌ音楽と伊福部昭』「シンフォニア・タプカーラ」編
これまでの演奏は下記。
《ピアノ》『いざ札幌!「アイヌ音楽と伊福部昭」演奏会舞台裏編』
《ピアノ》演奏会『アイヌ音楽と伊福部昭』「ピアノ組曲」編
この溢れんばかりのエネルギー……。
しかも暗譜。ミスタッチ上等!くらいの意気込みでガンガン弾いてこそ伊福部音楽。伊福部作品の演奏はこうでなければ。こういう演奏を求めていたよ。
《ピアノ》演奏会『アイヌ音楽と伊福部昭』「ピアノ組曲」編
《ピアノ》演奏会『アイヌ音楽と伊福部昭』「早坂文雄」編
いずれも初めて聴く早坂文雄の2作品。ドビュッシーの影響色濃い中にも後の片鱗が見え隠れする処女作「君子の庵」。師匠・清瀬保二の遺品の中から見つかった作品で、色々な文献で語られていていたけど、ついに聴くことができて感無量。そこから一転して洗練された「エヴォカシオンⅡ」。アンコールは映画『七人の侍』から「志乃のテーマ~侍のテーマ」。
実行委員の方による大変詳しい解説(当日のプログラムノートかな?)
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