メインのジャズベをスタックノブにしたので感想とか
1年前から使っているFreedomのジャズベを3ノブからスタックノブへ改造してもらいました。
Freedomの工房に里帰りさせたので仕上がりはばっちり👌
フェンス類や指置きを装着するためのネジ穴なども併せて開けてもらいました。かっちょえ~~。
そもそも”スタックノブ”とはなんぞや
スタックノブは、ジャズベが誕生した1960年や1961年ごろの初期のみに採用されていた手元のコントロールのことです。
よく目にする2vol+1toneとは違い、
フロントとリアのPU両方にvolとtoneのツマミがあります。
(上の銀のツマミがvol、その下の一回り大きな黒いツマミがtone)
これによって前後のPUに個別にトーンを設定できるので、スタックノブでしか作れない音を作ることができます。
(フロントは全開だけど、リアは絞り切りとか)
ただ、耐久性に難があってガリが出やすかったり
ライブでの瞬間的な操作性がやりづらかったりするのでこの辺は一長一短だと思います。
(というかデメリットが多いって思う人が多いかも…笑)
それでもスタックノブ化した理由
スタックノブの見た目がめっちゃ好きだから!
と、この一言で終わってしまいますが、もう少しだけつらつら書きます。
スタックノブの存在を知ったのは、ストレイテナーのひなっちが弾いているレイクランドのジャズベがきっかけ。
ひなっちが弾いてるスタックノブの見た目に憧れて同じベースを買ったりしました。
その時の憧れが胸に残っていて、
ジャズベ(特にローズ指板がスラブ貼りのもの)はスタックノブがいいなぁと思っています。
スタックノブになって感じた変化
つい先日、このベースでリハとライブをする機会があったので、
その感想を書いてこの記事を終わりにします。
・音はめっちゃ変わった
3ノブよりもスタックノブのほうが大雑把にいうと「マイルドな音」になるとFreedomでのオーダー時にも言われていて、
実際鳴らしてみてそう思います。
高域のピークの角度が少し丸くなった印象です。
スラップのプルの音が「ビン!」から「べん!」になった感じ(伝わらない)
もともと低域が出るベースですが、さらに重心が下がったように感じます。
マーカスミラーのあの音とは真逆の音、といえばなんとなく伝わるでしょうか……笑
・やっぱり操作はしづらい
今まではボリュームを手のひらでがっ!と勢いよく操作できたのが、
指先でつまむようにそっと動かさないといけないので違和感があります。
ボリュームをがっ!と回すとトーンも一緒に動いてしまうので、気を遣いますね。
・弄れる箇所が増えて、迷うことも増えた
せっかくスタックノブだから、各々のトーンを少しずつずらして…とか 思っているとけっきょく正解がわからなくなったり
ライブ中に右手がノブばかり弄ってしいます。
これは実際にライブで弾いてみて強く感じたのですが、
マスタートーンの弄れる箇所がひとつというのは、音作りに迷わないという側面から見てとても理にかなっているのだと思いました。
お気に入りのセッティングが見つかれば迷うことも少なくなると思いますが、まだまだ試行錯誤する必要がありそうです。
てな感じですね、とりあえず見た目が満点なので部屋で目に入るたびむふふ🤭としてます笑
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