ギターやベースのヘッドロゴって本当に大事だよね、というはなし
このnoteでもしつこいくらい表明していますが、僕は赤い公園というバンドが大好きです。
で、いっしょに住んでいる彼女も赤い公園が大好きです。
ギターを担当していた津野米咲さんの訃報をきっかけに聴いてくれるようになりました。
いつの間にか津野米咲さんと同じギターや、同じエフェクターを揃えようとするほど好きになってくれたので、僕はとても嬉しいです。
で、ある日に2人でYoutubeで赤い公園のインスタライブの映像を見ていて気が付きました。
「津野さん、Freedomのギター使ってるじゃん!!」
そう、家にFreedomのベースがあるから、津野さんの弾くギターのヘッドの同じロゴに気がついたのです。
で、調べてみると津野さんはFreedomオリジナルのテレキャスモデルを使っていたことがわかりました。(過去形なのが悲しい…)
これは同じギターを買うしかねぇ!!とテンションが上がる彼女。
(Freedomの楽器けっこう高いよ??)と思いながらも、人が楽器を買うのを見ているのが好きなので無責任に背中を押す僕。
買っちゃえ買っちゃえ。
デジマートで調べるとなんと、津野さんと同じモデルで同じ色のギターが横浜にあるではないか。
これは運命だ、買うしかない。
テンションが上りきった僕らは、週末に横浜へ現物を見に行こうと決めたのでした。
ただ不思議なもので、僕らが買おうとした瞬間にこのギターは売り切れてしまいました。
これは2020年製のギターで、つい最近まで店に在庫があったということは3年間も誰にも買われずにいたわけですが。
なんですかね、、、こういうことってありますよね。
3年も残っていたのに。
そして残念なことは重なるもので、Freedomは2020年の2月からオリジナルモデルのヘッドロゴデザインを新しいものへと変更していました。
つまり、津野さんと同じ色の同じモデルで、同じ旧ロゴが入っている新品のギターは世界でさっきの一本だけだったのです。
それを逃してしまった。
「実物を見てから買おうなんて悠長なことを言わないで、ネットで即決すればよかった…」と彼女は1ヶ月くらいずっと悔やんでいました。
Freedomに問い合わせてみたものの…
ちょっと彼女の落ち込み方が見てられなかったので、一縷の望みをかけて旧ロゴで、津野さんと同じ仕様でオーダーできないかFreedomに問い合わせてみました。
結果は、ロゴの変更は不可能!!
中身が同じギターは作れるけど、ロゴの変更はブランディングとして一切断っているとのことでした。んーーーーー残念!!!
このことを彼女に伝えると「同じロゴじゃなきゃ嫌だ」と譲りませんでした。
まぁそうだよねぇ。ヘッドに入ってるロゴってほんっと大事ですよね。わかる。
楽器やってない人からしたらどうでもいいかもしれないけど、ヘッドに好きなロゴが入ってるかどうかで、その楽器を目にしたときのテンションや愛着が変わってくるわけですよ。
下手したらボディよりもヘッドが一番目にする箇所ですし。
だから、中身が同じでもロゴが違ったら、それはもうあこがれの人が持っているギターとは違う楽器なんですよね。。。
こうして津野さんと同じギターをゲットする機会を逃してしまった彼女は、またデジマートとにらめっこする日々を始めるのでした……。
長くなってきたので続きはまた今度。果たして彼女は津野さんと同じギターを手に入れられるんでしょか。
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