某プラズマ団SSスレの感想とか

第一弾が想像以上に大好評だったので、プラズマ団のSSスレ第二弾をやりました
今回はその感想を書く記事です

▼これは第一弾の感想


▼前回よりも更に大盛況で、ちょっともうログが追える状態じゃないので、本編だけ切り抜いた記事を置いておきます
 よかったら斜め読みでもしていただけるととても嬉しいです





Nとゲーチスの和解について

和解を二次創作しようにも、「これは何かものすごく大きいイベントを通過しないと無理…!」と思っていたので、じゃあもうここでやっちゃおう!と思い、『ハルモニア親子の和解ルートの模索』を今回の目的にしてみました

私自身、途中まで全然和解の道が見えなくて困っていたのですが、最後はなんとかなったので、多くの人が集まって化学反応を起こし世界を変えてゆくというのはマジで解なんだなと思いました
終わってから振り返ると、『ちゃんと親子喧嘩をして、Nも清濁合わせ飲んでいけ』というのが結論なのかもしれません


Nの話にした理由

「いくらなんでも前回のNが可哀想すぎる」というのと、ありがたいことに「プラズマ団スレ第二弾やってほしい!」と言っていただけていたので、
当然『ゲーチス様のブラック2』が来ると思われている中で、突然『今回はホワイトでNが主役です!』って出したらみんなビックリするだろうな〜!と思ったらもう我慢ができなくて…!
Nは原作でも地味に未来予知能力持ってる風だったのと、私がループ物っぽいのが好きなのとでこんな感じにしてみました

で、ループ物なら当然最後にもう一回戻すよなぁ!!??と思い、ちょうどゲーチスが金剛玉を持っていたので「じゃあディアルガだ!!!」となりました
終盤のダンジョンとしてシンオウの一番面白い場所だけを扱えてなんだか贅沢でよかったです


ゲーチスの自殺について

『Nに期待を持たせておいて、Nの幸せの絶頂で当てつけで自殺してしまうゲーチス』というのはずっと二次創作でやりたかったネタなので、やっと出す場所が見つかってよかったです!
あれだけガチガチに監禁されて飼い殺しになったら、もう当てつけを優先して絶対死ぬと思うんですよね
ゲーチスの趣味の一つに『Nを曇らせること』がありますからね

このゲーチス、「翌朝あのバケモノはさぞやビックリすることでしょうね!!!」って最期の瞬間までものすごく楽しかったと思う

だから手錠を外すべきじゃなかったんですけどNは優しくて純粋なので脇が甘いんですよね
SAN値尽きて当然の状態だったのに、ゲーチスが最後まで正気を保ってくれたのが嬉しかったです
できれば発狂よりも、正気のまま純度100%の悪意で死んでほしかったので……

その後のダイスでNがしっかり発狂してくれて私もゲーチスも大満足でした
Nは全然最後まで正気のままの可能性もあったんですけど、本当にダイス運に恵まれませんね…


アクロマについて

Nとゲーチスの掘り下げと、会話相手と、Nが行動不能に陥った時の保険としてアクロマを置いておきました
いつも私に便利に使われてくれる男、アクロマ

『若きゲーチスが諸国漫遊で出会った天才少年がアクロマ』というシナリオライターさんの発言を延々と考えてみて、
今回は『天才だが貧困により進学できずにいたアクロマをゲーチスが拾ってやった』という形で書いてみました

下記は言動の筋を通すために用意した自分用の裏設定なので、絶対に公式とは違うと思うんですけど、アクロマはこういう想定で描写していました

・カロス出身
・元々裕福ではない家庭の一人息子だったが、母親の死により父が無気力になり、10歳のアクロマは学校を辞めて働かざるを得なくなる
・さっさと金を貯めて復学したいと思い、必死に肉体労働に従事していた
・なのに父は酒に逃げるし、子供の労働じゃ給料少ないし、学費のための貯金を父に持ち出されるしで、もうどう考えても復学が無理になって困り切っていたところで、カロスのフィールドワークに来ていたゲーチスと出会う
・ゲーチスは「ギンガ団に来れば研究や勉強も出来るし、それ以外の時間に助手として働けば今より良い給料も出せる」と勧誘
・親と縁を切る形でゲーチスと共にシンオウへ
・ギンガ団には似た境遇の子供が数名おり、その中の一人がアカギ
・一年ほどゲーチスの助手を務めていたが、シンオウ様関連の欲しい情報をあらかた得られたゲーチスが退団
・ギンガ団の経営者が代わり、倫理的に厳しくなり窮屈になってきたため、アクロマもゲーチスを追って退団
・二人でしばらく各地を旅する
・カロスへ戻ってきたあたりで良い求人があったため、アクロマはそのままカロスへ残留、ゲーチスと別れる
・十年近く過ぎた後、ゲーチスから「プラズマ団へ入らないか」と勧誘があるが拒絶
・その後も時々連絡やマシンの作成依頼などが来る

という感じのバックボーンを想定していました

アクロマは苦労知らずのお坊ちゃんみたいな気もするけど、ゲーチスって恵まれない子供を拾うの好きじゃないですか…
だから、案外アクロマも困ってるところを拾われたんじゃないかな〜?と……
公式の年齢も年齢差も不明ですが、ゲーチス25歳、アクロマ11歳の想定です


Nとアクロマについて

ポケマス時空ならともかく、ガチガチに解放思想のNとアクロマって絶対仲悪いと思うんですよね!!!!!
アクロママシーンにブチギレるNと、煽るアクロマ書くのが面白かったです

文字にすると違和感があったので書かなかったのですが、今回はずっと、ゲーチスが父で、アクロマが長男、Nが次男のイメージで書いていました
なのでこのアクロマは途中からNのことを弟のように見ています

ちなみに私は『アクロマの口調がゲーチスと似ているのは、ゲーチスの影響を受けたから』だと思っています
幼い頃に「アクロマ、もっと綺麗な言葉を使いなさい」という指導があったと思う
ただしゲーチスはNのことは放任してたのでNにはそんな指導はしていません。他は全て妄想ですが、これだけは確実です 育児しろや!!!!!


Nの両親について

自分用設定なので公式とはズレがあると思いますが、今回こういう裏設定を用意して書いていました

・裕福な家庭の夫婦だったが夫が急死、妻が心を病む
・手持ちのゾロアークを夫に化けさせて暮らすようになり、そのうち子供ができる
・周囲からは『亡き夫の残した子供』と見られていたが、ゲーチスは妊娠時期等から『これゾロアークとの子じゃないか?』と勘付いていた
・母親が錯乱しておりNは育児放棄を受け、実の父であるゾロアークに育てられる
・あまりにも酷い様子なので、親戚たちが母を精神病院へ入れようとか、Nを一旦他所へ預けようとか説得しに来るようになる
・ゲーチスは『この子供使えるな…ワタクシが引き取るか…』と考えNに懐柔する
・ポケモンとの子供であることがバレることを恐れた母親が、親戚に取り上げられる前にNを森へ捨てる
・せっかく手懐けたNが行方不明で、ゲーチスはブチギレながらも母を問い詰めたり聞き込みをしたりしてNを探す

Nの母親は、ゲーチスの従姉妹ぐらいのイメージです。別に姉でもいいけど
N頭いいし、この辺の記憶もあるものとして書いてました


ギンガ団員のゲーチス

これずっとなんらかの形で描きたかったやつ!!!!!

・ギンガ団にゲーチスっぽい人がいる
・諸国漫遊してた時期がある
・ゲーチスは白玉金剛玉白金玉を持っている
・ギンガ団の解散後にプラズマ団へ入ってきたしたっぱがいる
・研究者時代のゲーチスの公式イラストがある

らへんから、ギンガ団だった設定のゲーチスがもう見たくて見たくて見たくて…!!!!!!!!!!

レジェアルにより、『ギンガ団はアカギが作ったわけではなく、昔から続いている企業』ということが確定したので、アカギの二代前ぐらいの時代にゲーチスがいたことにしました

心を閉ざした幼少アカギとも多少話せたところと、
テンガン山で遭難したから救助までの食料確保のためにアクロマ殺そうとしたところと、
戻りの洞窟で人柱使ってまんまと生き残ったところが好きです!!!!!!!!!!!!

白衣の若ゲーチス無限に見たい もっとください


アカギについて

教育虐待の被害→ギンガ団が保護→そのままギンガ団ボスに就任→破れた世界が割と落ち着いたので安住→プラズマ団が侵入→面倒なので人間のいない時代に行こうとする→何故かプラズマ団から攻撃される→これからどうしよう…

かわいそう。

無理やり引っ張り出されて、赤い鎖作ってあげたのに突然攻撃されるの本当にかわいそう。
でも『わたしは人のいない世界に行きたいだけだ!!』とか『支配が嫌なら目的の後解き放つ、それでいいか?』とか一言コミュニケーション取れば解決できた問題だと思うんですよね
アカギはそれをしないだろうな〜と思ったためこんな感じになりました

あと、Nに正気が残っていればまた色々違った気がします

まあでも最終レイドがNになったのも、アルセウスがSAN値戻してくれた演出も好きだから結果的にはこれでいいかな…!
あの後は無事ギンガ団へ戻っているので、まあ一応本編の生死不明失踪エンドよりはいいのかもしれません


発狂N

まあ幼児退行方向だろうな〜と書いていたんですけど、途中で「あっ…乱心してる時のゲーチスに似てる…!!!」と気付いて、お、親子〜〜〜!!!!!!!となりました
間違いなく親子だよお前たちは
ゲーチスに何を言われても胸を張って生きてゆけ


親子喧嘩

和解するためにも、「まずは全身全霊の力を込めて全力で親子喧嘩をしろ!!!!!!!!!」と思い、双方死力を尽くして殴り合ってもらいました

やっぱりNが弱腰なのが良くないと思ったので、ブルベリ学園には覚悟のための犠牲となってもらいました
前回の最終ダンジョンでしたしね。どこをキーポイントにするかと考えたらブルベリしかないなと
周囲を巻き込まないことと、海に崩落して全壊という綺麗な壊れ方ができたのもポイント高いですね!
前回はブルベリ壊せなかったので…!楽しかった!!!

説得→ブルベリ崩壊死者多数
バトル→レシラム戦闘不能、バトル敗北

で、もうまどろっこしいこと抜きにゲーチスを素手でブン殴るところまで持っていけたのはよかったなって思います
ゲーチスは絶対に「N!人に暴力を奮うなんて…!!!」って図々しい批難をする。絶対に。
「とうさんにだけは言われたくない!!」と切り返したの書いてて楽しかったです!
腕力の勝負になったらゲーチスが勝てるわけないんですよね かわいいね

あと2Mの父親が少女を人質に取る最低すぎる姿をNにキッチリ見せておきたかったんですよね
「えっ…!?ボクのとうさんってもしかして人間のクズなのか…!!?」とちゃんと理解してほしくて

『人間のクズでも好きだし家族になりたい』と現状を把握した上で思ってほしかったことと、『人間のクズにバケモノと言われても…似たもの同士ってことかな?』みたいなメンタリティになれるかなと思って…!

『クズだけど好き』って、前回のゲーチスの結論である『バケモノだけど、まあ悪い息子ではなかった』に通じるものがあると思っていて、「とうさんはクズだな〜」「本当にバケモノですねぇ…」と思いながらも、その部分ごと許容し合っていってほしいなぁと思いました

そういう関係、ボードゲームの対局者みたいだな〜→ゲーチスポケカでチェス持ってたな…→白と黒…ブラックホワイト!!???
となって一人で楽しくなっていました
ゲーチスSSはブラック準拠、N SSはホワイト準拠でしたしね


その他

防衛戦メインなので基本ダートリしか襲ってこないのつまんないな……と思って防衛パートは早めに切り上げました
ダイスによってはもう数回は増えたんですけど、ほぼ最速ルートでしたね

戻りの洞窟探索ダイスで、アカギの発見よりも先に破れた世界見つけてくれた人がいたため、破れた世界に入れたのも嬉しかったです!好きなんですよねあの場所…!
あと、1%の確率なのになぞのばしょ引き当てちゃった人がいたのも驚きつつも面白かったです

あとはやっぱりNの発狂ですかね……

ゲーチスの自殺で発狂したら面白いな〜と思いつつ、まだダイス回数も少ないしまあ無理だと思っていたのですが、ゴリッとえぐれてくれて面白かったです、が、話半ばでNがストーリー進行不能に陥ったのはかなり困りました

本当に困った時のアクロマ頼みでした
ありがとうアクロマ 前回も今回も君がいなければ詰んでた場面があまりにも多すぎる
特に今回なんてプラズマ団に入団してもいないのに進行やってくれたので…ほんと…アクロマ……
ゲーチスとNをなるべく本編に近い形で掘り下げた皺寄せとかも全部アクロマにいってますからね
ありがとうアクロマ 二本のSSスレを通してアクロマへの好感度が爆上がりしました


Nに対して

私はゲーチスが好きなので『推しの息子』という壁のある距離感だったのですが、動かしてみて結構好きだなと思えるようになりました
いや!!嫌いだったわけではないんですが!!!!なんか気まずくて…(?????)

『20歳180cm』というNの一番ヤベェ部分が文字だと感じにくいのがよかったのかもしれませんね
だって精神年齢14歳ぐらいなんだもん……。

『歪みの中にあっても正しい心を持っていて、優しいが故に足元を掬われる人』というのを意識して動かしていました
あとは、人とポケモンを呼ぶ時は、絶対に「キミのポケモンも、キミも」という順番で呼ぶのを徹底していました
ポケモンファーストなので

あとNの長髪はかなりネガティブな印象なので、目的を達成したらバッサリと切ってほしいなぁと思いました
なのでちょっと燃やして切りました
公式でもいつか、さっぱりした短髪になったり、帽子で表情隠さなくなる日が来たらいいなぁと思いました
N…幸せに生きろ……………………

でも発狂してずっとゾロアークに引っ付いてるNはかわいいなと思いました
次点はブルベリ撃沈を見て吐いてるNが好きです
ごめん私ゲーチスと趣味似てるから…Nが曇ってると嬉しくなっちゃって……(最悪すぎる)


今回やれなかったこと

リュウラセンの塔で、アイリス・ゲーチス・Nで会談して、ゲーチスが爆弾とか持ち込んでいて紆余曲折の末にゲーチスがNを突き落とすシーンを…やりたかった…!!!!

これは前回みたいに助けるためとかではなく、普通に純粋に高所から突き落としています
ループ前と似たシチュで正反対の結果になるやつ好きなので…!
これをやる余地がなかったのは残念でしたね…


前回やれなくて今回できたこと

ブルベリ崩落、ソウリュウ襲撃、遺伝子の楔

前回はシャガの退場がああだったし、キュレムも不要なので遺伝子の楔要らないから襲撃しなくてもよくて、ストーリー的にやる余地がないという感じで、
ブルベリはなんか流れ的に入れると邪魔だったのでやれませんでした

今回そのへん全部やれてHAPPY!!!!!!!!


雑記

BWやプラズマ団三人の自己解釈もひとまず全部出し切ったかな!?と思うし、ゲーチスもイッシュの完全支配を二回達成できたし、Nも一応両方和解できてるし、『描きたいけど妄想要素が多すぎて作品としてまとまらないネタ』をあれこれ組み込みながら『二次創作でぐらい幸せな世界線が見たい』という願望は叶えられたかな〜!と思っています!

Nと仲良し親子ごっこするゲーチス、笑顔に青筋浮かべてそうで最高
ゲーチスの本気の家族サービス、結構すごそうなのでNも大満足だと思います

海行ったりBBQしたり花火したりしろッ!!!!!!!!

「ワタクシはあまりこういうものは好まないのですが…まあ、可愛い息子のためなら仕方ありませんね(ブチギレ)」って付き合ってくれてるゲーチスを無限に見たい
たまにゲーチスの素が出て「ゲーチス、真剣に演じてくれるかな?」ってNに釘刺されるところも見たいし、逆に「とうさんって時々急激にポンコツになるよね…☺️」ってほっこりしててもいい

多分この二人なら、十年も過ぎる頃には「いい加減親離れしてくださいよ…」「子供部屋で育てられた期間が長かった影響かもね」ぐらいは言い合えるようになるんじゃないかな〜と思っています
もうNの相手が面倒すぎて、親離れさせるために嫁当てがおうとするゲーチスはいる気がする
そしてお見合いを全部断って帰ってくるNもいる気がする

「人間の女性に対してあまり興味を抱けなくて…」「人の心を持たぬバケモノッ…!!!(ドン引き)」みたいなやりとりもきっとある




楽しかった〜〜〜!!!!!!
本編でもいつか和解できるといいね!!!!!!!

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