初めて原田マハ作品にハマれた記念の記録
#今年のベスト本 、今年読んだ本の中で1番を決めるとするなら、
私にとって外せないのは原田マハの「リボルバー」です。
タイトルの通り、これまでは私は原田マハ作品にハマれませんでした。
私は自称アート好きなのですが、それなのに原田マハにハマれない自分が少し嫌でした。アートは好きだけど美術史は詳しくないし、本は好きだけど海外が舞台だとカタカナの固有名詞が覚えられないという致命傷を負っているからだと自覚しています。
そんな私が初めて夢中になって読めた作品が「リボルバー」でした。
あらすじはこちら
パリのオークション会社に勤務する高遠冴の元にある日、錆びついた一丁のリボルバーが持ち込まれた。それはフィンセント・ファン・ゴッホの自殺に使われたものだという。だが持ち主は得体の知れない女性。なぜ彼女の元に? リボルバーの真贋は? 調べを進めるうち、冴はゴッホとゴーギャンの知られざる真実に迫っていく。傑作アートミステリ。
私はミステリー小説にハマりやすいので、そこがこの作品にハマれた１つ大きな要素でした。
ミステリーの要素と共に美術史も楽しめた気がします。ゴッホやゴーギャンについて調べながら読み進めて行ってました。美術展の絵の横の小さな文字で読んだ気もするけど、こうやって気になって調べたことにより知識が身についた気持ちになって、そこも嬉しいのです。
個人的に満足感が大きかった1冊。
なんだか、来年も色んな本に挑戦できそうな自信をもらえました。
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