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徒然なるアナログ生活~今日の1枚~VOL.42 22.09.07 テーマ別名盤探訪oasis編①
名盤探訪 第2弾
令和でもoasis
ご存知ですか?
oasisの読み方は、オアシス ではなくオェイシス
どうも皆さんおはこんばんにちわ。
リアム・ギャラガーになりたいアラサーおじさんです。←
oasis、皆さんご存知伝説のロックバンド。
そんなoasisの作品が日本限定盤として4作品、カラーヴァイナル仕様で発売されました。
枚数に限りがある…なんて話でしたが、
蓋を開けてみると意外と買えたっぽいですね笑
そんなoasisの作品をシリーズとしてお届けします。
令和でもoasisは不滅!!
Definitely Maybe(日本限定盤)
![](https://assets.st-note.com/img/1662448185493-oJ7XTeUvF4.jpg?width=800)
まずはここから紹介するのが筋ってもんでしょう。
記念すべき1st ALにして珠玉の大名盤。
94年リリース。ブリットポップ開幕の号砲そのもののようなモンスターアルバム。
個人的フェイバリットでもあって、iPhoneでの再生回数は凄いことになっているw
収録内容
Rock'n'Roll Star
Shakermaker
Live Forever
Cloudburst
Up In the Sky
Sad Song
Colombia
Supersonic (Live At Metro)
Bring It On Down
Cigarettes & Alcohol
Digsy's Dinner
Slide Away
Married With Children
13曲62分の構成。
はっきり言って捨て曲は皆無!!
ホントに1stなのか?と疑いたくなるくらいに強度が高く、クオリティが異次元。
頭の3曲だけでビール3杯いけちゃう。
全曲紹介すると2万字くらい書いちゃうので、以下オススメとアルバム所感を。
マストで聴いて欲しい3曲
自分で書いておいてあれだが、3曲はしんどい…笑
とはいえ男に二言なし。
まずはコチラ。
開幕の1曲 Rock'n'Roll Star
カッコイイことこの上なし。
バチくそクールなリフが先ずたまらないのよ。
アルバムの顔とも言える一発目からとんでもない曲を突っ込んできやがった、というのが初見の時の感想。すぐにoasisにどっぷりだった。
シンプルな構成ながら、というかだからこそ光るロックンロールナンバー。リフで出来てる曲と言ってもいいくらい、余計なものが一切見当たらない1曲。
続いてはコチラ。
中盤を支える名曲 Supersonic
中盤にグッとエモいミドルナンバー。アルバム構成力まで図抜けてる。
シックで、やや気だるげで、いかにもマンチェスターな感じ。2曲目のShakermakerと似たテンポ感ながら、サウンドテイストはややダウナー。
この曲もリフの強度が高い。そしてドラムの存在感が全体を引き締める。
小難しいことをしないで聴かせる。簡単なようで難しいが、リアムのボーカルがそれをいとも簡単に成し遂げる。
本人は好きじゃないとか言われてるけど、嘘だw
ソロライブでも歌ってるしね。
最初期oasisの代表曲。UKらしさ全開。脱帽するしかない。
私の最推し 水樹奈々。
彼女の1st AL「Supersonicgirl」はこの曲からもじっている。水樹奈々はoasisが好き。
なので私はoasisが好きで水樹奈々が好き。
最後はマイフェイバリット。
oasisのカタログで最も好きな曲
Cigarettes & Alcohol
全部かっこいい。最高にクールでロックンロール。
出だしの歪み、一発録り感から最高なのだが、この曲はほんとにリアムのボーカルとノエルのギターが抜群すぎる…。
一貫してこのアルバム各曲はリフが最高なのだが、輪をかけてこの曲のリフは良い。そしてギターソロも良い。
体が自然と動くようなノリの良さ、oasis節がさえわたっている。
それに呼応するかのように、リアムのボーカルも勢いがある。
淡々としていたSupersonicとは打って変わった激しさ、熱量が感じられる。
この組み合わせが最高に気持ちよく響く。
ストレートなUKらしいロックテイストで、ある意味本作の核になっているような素晴らしい1曲。フェイバリットに挙げる人も多いんじゃなかろうか。
寸評(?)
いかがだっただろうか。個人的マスト3曲をピックアップ。
もちろんもっと触れたい曲はある、というか全曲に触れたいところなのだが、冗長になるのはポリシーに反するので割愛(泣)
残りは自身の耳と感性で確かめてほしい。
惜しむことなく褒めちぎってきたが、このアルバムは90年代を総じてみても、完成度の高い1枚であり、のちの歴史に与えた影響は計り知れない。
リアムのドキュメンタリー映画劇中で、路上で出会った子どもたちをライブに招待する場面がある。
そこで自らのソロデビューアルバムを子どもたちが「最高だ」と口々に言うと、リアムは心底うれしそうに
「このアルバムは彼らにとってのDifinitely Maybeなんだ!」と漏らす。
きっとリアムにとっても特別な1枚であって、oasisが世界を席巻し、多くの当時のキッズたちに影響を与えたんだという自負があるんだと感じた。
そしてそれは筆者自身も同感である。
最初から最後まで、一切の妥協なく制作されている。
各曲がシングルカットに耐えうる抜群の強度で、脳に焼き付いて離れない。
全編通してリフが効果的で、且つ一本調子で冗長ではなく、蛇足感がない。
端々にoasis節、ノエルのキラーフレーズがきらめき、飽きることが無い。
歪ませ方が最高にしびれる絶妙さ。
そして何よりリアムのボーカルが良い。若さで押し切るでもなく、テクニックで魅せるでもなく、ありのままの歌声がグッとくる。
あまりに完成された1枚に、今後を心配する程だが、次回作に対する心配は杞憂に終わる。その辺の話は次回。
結び
といったところで本日はここまで。
ただ思いの丈を書き殴っただけですが、興味を持ってもらえればこれ幸い。
ここで盤のお話を少しだけ。
今回の再発盤は、オリジナルマスターカッティングから盤を起こしたそうで、まぁこれが良い音だこと!
現行発売の輸入盤とは一味も二味も違う…。
SONYの工場一貫生産シリーズはボブ・ディランの再発からお世話になっているが、すごく出来が良く、実にありがたい。
毎度数量が限られてしまうのが難点ではあるが、この企画はぜひ続けてほしい。今や高額盤となってしまっているようなものの再発や、MONOでの発売等にも期待したい。
このシリーズかなりお勧めなので、見かけたら即買いを推奨する次第w
さてさて、
第2回目のテーマ別シリーズ、いかがだったでしょうか。
少し前回から趣向を変えて、目次をつけ、項目建てをしながら書いています。まとまりが出ると良いなと思いながら。
見にくかったらすみません…。また体裁変える可能性はございますゆえ、気楽にお付き合いください。
日常の片隅に名盤を。
ではまた次回お会いしましょう。
それでは!!
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