徒然なるアナログ生活〜今日の1枚〜VOL.39 22.08.05
暇がすぎると、人は狂う。
筆者心の叫び。
いかんせん繁忙期から程遠い環境で、まるでやる事がなく、毎日のルーティンも秒で終わる勤務生活。
社会にいる意義!働くってなに?!私必要?!
みたいなメンヘラメンタリティで日々を過ごしています。
どうも皆さんおはこんばんにちわ。
気温が下がって過ごしやすいと思いきや、湿度が地獄。そして再びの酷暑到来。我が国の夏に「過ごしやすさ」という言葉は無い…。
レコードの保管にも気を遣う今日この頃。
本日お届けするのは、こちらの1枚。
OASIS/THE MASTERPLAN
98年作。OASISのBサイドベスト盤にして名曲の宝庫。
最近近年ものの紹介が多くなっている当エントリー。
先日発表され、話題沸騰中のOASISの日本盤リマスター各種が話題でございますので、時流に乗って(笑)
本作を含め4作品のリマスター再発
1st Definitely Maybe(’94)
2nd (What's the Story) Morning Glory?(’95)
3rd Be Here Now(’97)
ラインナップがえぐい。全部帯付き。SONY自社工場一貫生産。
買うでしょ?
筆者は予約争奪戦に勝ち申したので、今月末にOASISシリーズとして3作品をご紹介しようと思う。
今回はその先ぶれとしてお届けしたい。
上記オリジナルアルバムの発売後、ベストではなくB面ベストを叩き込んできたOASIS。
もうその辺がひねくれてる。笑
ビートルズと同様にOASISもまたシングル盤が多い。結果、アルバム未収録のライブ定番曲が大量に存在した。
そんな楽曲群をファン投票とノエルの独断で選曲したのが本作。ノエルの独断、てのもまたOASISらしいw
さて内容。
人気投票が基になっている為、抜群の収録内容。
1曲たりとも捨て曲はなく、もはやベスト盤のディスク違いなのでは?と思うくらいである。事実、後年発売されるベスト盤「Stop The Clocks」に収録される楽曲も本作に含まれているほど。
OASISの楽曲群、恐るべし。
そしてそれは1曲目。
Acquiesce
至高の名曲。奥さん、これB面なんですってよ?
モーニング・グローリーリフが遠くで響く中、心地よい歪みのフレーズからスタート。
メロはリアム、サビはノエルがボーカルを取る変則スタイルの楽曲。兄弟の作品として印象深い。
はよ仲直りしなさいよ…w
シングルカットで決しておかしくないクオリティ。人気の高さは納得。
続くUnderneath The Skyもクオリティの鬼。
OASISの楽曲の中では特異なコード進行だが、果てしない名曲。
Talk Tonight、Going Nowhereと比較的落ち着いたセクションが続き、
Fade Away
LIVEでの定番曲だ。これがB面なんだからビックリしすぎて目ん玉飛び出る。OASISの代表曲と言ってもいい。アウトロのギターがシャレオツすぎ。
筆者お気に入りの1曲。
更にSwamp Song(インスト)、I Am The Walrus(ビートルズカバー)と続くがこの2曲もまたライブ定番曲。
ネブワース伝説のライブでも披露された鉄板曲。
怒涛の名曲祭が果てしなく続く。
これが、B面??はい??
聴き進むに連れてより強く思うようになるほど、全曲素晴らしい。OASISパネェ。
そしてラストから1曲前
筆者も、きっとリアムもお気に入りの1曲が炸裂する。
Headshrinker
問答無用のロックンロール。
かっこよすぎてたまらない。リアムの歌い方、立ち姿は真似したくなる。
リアムがコロナ禍で行った、テムズ川のオンラインライブでも披露されたし、OASISのライブでも常連だ。
ヤバすぎる。これをB面でリリースしたOASISが笑
最後はノエルのThe Masterplanで締める。
緩急自在に、それでいながらまとまりのある1枚。これがB面ベストとは。
それくらいの完成度。
シングルズよりも内容的にはこちらの完成度が高い。
オリジナルアルバムと遜色がない。
OASISを聴いたことが無い人に本作から聞き始めてもらう、なんて変化球もありだと思う。
先に触れた本作含むリマスター版4作品、これは玄人志向というよりは、新たにOASISに触れる人にこそオススメかもしれない。
現行盤を聴きながら、24日発売のリマスターを首長く待つ筆者。
発売までは、死ねない…!!笑
といったところで本日はここまで。
企画でもなく新品紹介。
それくらい今、OASISが熱い。(当社比)
90年代の終わりから、00年代を駆け抜けた伝説のバンド OASIS
リアム、ノエルの活動を追うのもいいが、彼らの原点、出発地点を改めて堪能するのも一興であろう。
日常の片隅に名盤を。
次回もまたぜひお付き合いください。
それでは!!
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