平和は政治家や外交官でなくても誰でも為せる!と教えてくれた【鹿児島の旅】上
2024年某日。
朝陽が強く差し込むバスの中。
残夏が厳しい。
「陽に焼けそうだなあ…」と
半袖から伸びた腕を撫で、
日焼け止めを塗り忘れたことを
強く後悔した。
窓の外に見える
鹿児島市郊外の町は、
日本中のどこにでもある
いかにも国道沿いというような
地方都市の風景が続く。
次第に商業店舗が少なくなり
「一軒家の民家が増えてきたなあ」
などと考えていたら
ふと右折し、山道を登りはじめた。
思いのほか標高はどんどん高くなる。
すぐに青々とした太平洋と
雄大な桜島が左手