私が古着を愛する理由。そして古着が教えてくれること。
高校1年生の時。
私服OKだった私の高校では、服に興味を持ち始めた子達がこぞって同じような服を着ていた。
最初に違和感を持ったのはその時だ。
街中で同じような服ばかり見かける気持ち悪さ、同じような流行りの服をみにつけることで得られる安心感を身にまとった空気感。寒気がした。
高校を卒業し、アルバイトの稼ぎも増えてきた頃、初めて古着を買った。
身長が高いせいで、新品の服の選択肢があまりなく、行き詰まっていた時に、古着屋で新しい世界を見た。
何十年も前の服がこんなにきれいな状態