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#003 宿泊施設に関する分析

こんにちは、masakazuです。
今回は、e-Govデータサイトにに掲載されている「宿泊旅行統計調査」から、令和4年7月における日本全国の宿泊施設に関するダッシュボードを作成しました。

データの準備

以下のサイトからデータをDLしました。

部屋数や稼働率等のデータもありますが、今回はシンプルに
「宿泊施設数」「延べ宿泊者数」「外国人宿泊者数」にデータを絞って分析してみます

Vizの作成

今回はドーナッツチャートを取り入れました。
値が「0」の計算式を作成し、これを二重軸で配置することでドーナッツにしています。

ドーナッツチャートの作成

何もしないとツールヒントに「0」が表示されてしまって、視認性を下げてしまうので削除しています。


ツールヒントの編集

また、今回取り入れた工夫として、地図やランキング表記を
「施設数」「宿泊者数」「外国人宿泊者数」のそれぞれで切り替えられるようにしています。


こんな感じでパラメータに応じて計算するように

また、棒グラフは選択した軸の降順で並び変わるように
不連続にした値を列に配置し、ヘッダー表示から消しています


グラフの並び替えのための設定


示唆の例

施設数上位10件と沖縄の内訳

全国で眺めてみると施設数が多い「沖縄」「長野」は
宿泊者数でみると東京や北海道よりは少ないようです。

沖縄の施設数が多いのは緑色の「簡易宿泊所」が多いことが明らかな理由ですが
実際の宿泊者数の半分以上(外国人に至っては75%以上)がリゾートホテルに泊まっているようです。さすが沖縄。
簡易宿泊所が民泊、民宿のようなところだとすると、
ビジネスシェア(ニーズ)はそこまで大きくなさそうですね。


そんなところで、今回は以上です!

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