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 言葉に操られているだけに思える。

 いつも多感な自分を夢見ている。

 取り留めもなく思いついたことを

 ただ口から垂れ流している 書き流している

 風船をぐーっと伸ばして押し当てた

 そしたら朧な私の手が見えた

 手をかざせばあたたかいが

 風船の向こうはほんとに手だろうか



 ことばはいつも 私をオーバーラップ


 そうしていつも 夢見ている


 とうの昔に捨てた パズルのピース


 のりをひろげた あとの指をみる


 ほとんど覚えがない ただのほんと


 もう背すら 見えない放課後


 よくここまで やってきたと


 ろくでもないを 気づけるようにと


 ん

 お

なんだかなあ



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