JSTQB ALTM 用語集

とりあえず模擬テストを解いてみたところ、不明な用語が多数。
最低限これらの理解が必要なようなので、シラバスをざっと見て不明な用語をまとめることにする。

2.3.2 リスクベースドテストの技法

軽量なアプローチ

  • PRAM

    • Pragmatic Risk Analysis and Management(実用的リスク分析とマネジメント)

  • SST

    • Systematic Software Testing(体系的ソフトウェアテスト)

  • PRisMa

    • Product Risk Management(プロダクトリスクマネジメント)

公式で重い技法

  • ハザード分析

    • 各リスクの根底にあるハザードの識別を試み、分析プロセスを上流に拡張する。

  • エクスポージャーコスト

    • リスクアセスメントプロセスで、各品質リスクアイテムに対して3つの要因を特定する

  • 故障モード影響解析(FMEA)およびそのバリエーション

    • 品質リスク、その考えられる原因、および起こりうる影響を識別し、重要度、優先度、および検出率を割り当てる。

  • 品質機能展開(QFD)

    • テストに関連した品質リスクマネジメント技法であり、特に、顧客またはユーザの要件に対する理解が誤っている、または不十分なことから生じる品質リスクに関連する。

  • フォールトツリー解析(FTA)

    • 実際に(テストまたは本番で)観察されたさまざまな故障、または潜在的な故障(品質リスク)が、根本原因分析の対象となる。最初に故障の原因となる欠陥を分析し、次にこれらの欠陥の原因となるエラーまたは欠陥を分析し、さまざまな根本原因を識別するまで分析を続け
      る。

2.9 業界標準適用のマネジメント

  • ISO

    • International Standards Organization(国際標準化機構)

    • 各国において、標準化に最も適した国家機関を代表するメンバで構成

    • ISO9126(ISO 25000に改定中)、ISO 12207、ISO 15504などソフトウェアテストに有用な標準

  • IEEE

    • Institute of Electrical and Electronics Engineer(電気電子学会)

    • 米国に拠点

    • 世界100か国以上の代表が参加

  • BS 7925-2

    • 英国の国内標準

    • Advanced Test Analyst、Advanced Technical Test Analystでも説明している多くのテスト設計技法に関連する情報を記述

  • DO-178B(およびEU版のED12B)

    • 米国連邦航空局の標準

    • 民間航空機で使用するソフトウェアに適用

    • テスト対象のソフトウェアの知名度に基づいて、一定の構造カバレッジ基準を規定

  • Title 21 CFR Part 820 [FDA21]

    • 医療システムドメイン

    • 米国食品医薬品局(FDA)の標準

    • 一定の後続的及び機能的なテスト技法を推奨

5.3 テストプロセスの改善

  • CMMI®ソフトウェアプロセス改善フレームワーク

    • 検証と妥当性確認の2つのキープロセスエリアがある

    • テストのレベル(それぞれシステムテストと受入テスト)として解釈されることがある

  • TMMi(テスト成熟度モデル統合)

    • CMMIを補完するもの

    • 5つの成熟度レベルで構成している
      (レベル1初期→レベル2管理された→レベル3定義された→LV4測定された→レベル5最適化された)

  • TPI Next

    • TPI Nextモデルは16のキーエリアを定義し、各キーエリアは、テスト戦略、メトリクス、テストツール、テスト環境などテストプロセスの特定の側面をカバーする

    • 4つの成熟度レベルを定義している
      (初期→制御された→効率的な→最適化している)

  • CTP

    • クリティカルテストプロセス(CTP)アセスメントモデル

    • モデルの中で特定しているテストプロセスが最重要(クリティカル)であることが前提となる

    • 12のクリティカルテストプロセスを識別している

  • STEP(体系的テストと評価プロセス)

    • 要件策定からシステムの廃止にわたりテストの活動が継続するライフサイクル活動であるという考え方に基づいている

    • 早期のテストケース作成により、設計とコーディングの前に要求仕様の妥当性を確認する

    • テスト担当者および開発者が共同で作業する

    • TPI Next 成熟度モデルと組み合わせて使用することもできる


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