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【レースレポート】乗鞍ヒルクライム チャンピオンクラス26位 1’01”31

 3:00にアラームを掛けていたが2:45頃に目覚めた。昨夜は21:00過ぎに寝たが23:45、1:00に覚醒したのは記憶している。とはいえ、その間はしっかり眠れていたし、目覚めの悪さは無い。

朝風呂

 同部屋の仲間と昨日はリラックスして過ごせたし、さぁやってやるぞといったいい緊張感。朝食に準備したおにぎりとみたらし団子と口にして、まずは朝風呂へ。今回の宿は本棟さん。湯の花が浮いたエメラルドグリーンの硫黄泉がお気に入り。温度も熱すぎず、ずっと入っていたい感じ。20分くらい浸かっていたかな。体の芯まで温まって部屋に戻って、ウェアに着替えたり準備。宿のほうでバナナとヤクルトを準備していただいていたので、持参して4:00過ぎに駐車場へ移動。

駐車場へ、ウォーミングアップ

 宿を出ると小雨…。予報では回復する方向だけど、乗鞍高原の天気は気まぐれなので、あまり期待はしていない。旅館宿泊者用の駐車場に到着してウォーミングアップの準備。隣は金子広美さんご夫婦。
 ウォーミングアップはミノウラのハイブリッドローラー。車のリアハッチの下にローラーをセッティングしたころに雨足が強くなってくる。
 4:40~アップ。なんか後輪がずれると思ったら、微妙に地面が傾いている模様…。移動させようかと思ったけど、雨降ってるから移動できない。ちなみに金子広美さんはご主人が設置したタープの下でローラー使ってウォーミングアップしていた。
 私は雨除けリアハッチの下の状況でとてもローラーが出来ないようなズレじゃないからそのままアップ継続。
 L2くらいで10分ほど回してから60-60を5本。282w-290w-322w-326w-327w
 少し流してから1分266w-1分290w-1分304w-2分329wと連続して5分回して最大心拍は155bpmまで。160bpm以上まで上がってほしい所だけど、そこまではいかず。でも体は温まって脚も良く回ったから体調は悪くはなさそう。
 5:20頃には終えて準備をし、最後のトイレを終え、スタート地点へ。雨は上がった。

スタート前

 実走で感覚を確かめながらスタート地点を覗きに行くがスタート地点にバイクは並んでおらず。例年とスタート方法が変わるが、観光センター駐車場出口にバイクが並んでいたから自分も並べる。なんと2列目。たぶん本日の最高順位w
 天照の面々とお話ししながら待っていると再び小雨が降り始めてきたので、冷える前に屋根下に避難。金子くんが登場。ゴツい。今朝の体重は67kgくらいあるらしい。自分より少し軽い位。
 雨が降り続く中、スタート地点への移動のアナウンス。この雨の中ならずのか…と思いながら整列。寒い。開催主催者や松本市長のご挨拶を拝聴し、スタート2分前、めちゃ寒い。回復傾向だった天気予報に期待していたけど、結局本降りに近い雨の中スタート。

スタート~三本滝

ちょうどスタートの動画を知り合いがUPしていたので無断転用w
さて私はどこでしょう。 https://twitter.com/i/status/1564020085198442496

 スタートして集団のペースはそんなに速くなく、淡々と。それぞれが思い思いのポジションを取りたいために少し集団がゴチャ付くこともあったけど、落車などなく進む。前半は緩斜面という事もあり、追走に余裕はある。斜度が上がるところでインターバルがかかるが、それ程踏み過ぎずにクリアすれば、緩んだところで集団との差が自然と詰まる。ヘビー級の強みw 集団内に金子広美さん発見。普通に男子と先頭集団にいる(驚 
 自分も先頭集団の後方で落車などのトラブルに気をつけながら余裕を持って追走。ほどなく一人落車があった。知り合いのTOMKATだとは確認できた。知り合いだけに動揺した。ケガや機材の具合は分からないけど、早期に復帰して集団に戻れることを祈って自分のレースに集中。
 休暇村を過ぎて集団が縦に伸びることが多くなってきたので、中切れを食らわないようにポジションを上げていく。緩斜面中心の区間という事もあり、余裕をもって追走できているので、ほっとした。
 三本滝の通過は16”55/328wだった。集団は30人といったところだったか。

三本滝~冷泉小屋

 三本滝を過ぎると本格的にペースアップと聞いていたが、そこまでガツンと上がることは無く進む。一気に景色が開けてスキー場を横切るあたりで斜度が上がり始めるんだけど、このあたりでやはり少しペースが上がり、ここらで戦略的撤退。同じ判断をした方も複数名いて、次第に纏まってグループで進む。その中にJETTのジャージの岩川さんが。Zwiftではお世話になっていたけど、直接の面識は無かったのでご挨拶。
 岩川さんと先頭交代しながら淡々と進む。お互いきついところで脚の合う仲間がいて頑張れた。岩川さんに「体重あるから斜度上がるときついですw」と言って緩斜面は私が前に出て斜度が上がるころに岩川さんが前に出てと繰り返しながら進む。前方には誰だかはっきりしなかったが天照ジャージが見えたので岩川さんと励まし合いながら。
 三本滝を過ぎたころはまだ余裕があったが、冷泉小屋を通過することには割ときつくなってきていた。三本滝~冷泉小屋までは19”46/332w

 冷泉小屋の前では面識のある復活プロジェクトの面々が応援してくれていて思わず笑顔になる。きついところで力を頂けた。ホントありがたかった。

冷泉小屋~位ヶ原山荘~ヘアピン

 応援にパワーを頂いて冷泉小屋を過ぎると余裕はないけどまだしっかり踏めている感覚はあったように思う。岩川さんと先頭交代しながらだったが後ろにツキイチで1人居ることは分かっていて3人だった。位ヶ原山荘あたりの斜度が上がるあたりで岩川さんが遠のいていき、2人に。気持ちだけは切らさない様に岩川さんに再度追いつけるようにと必死にペダルを回すが、なかなか追いつけず徐々に差が開いていく。
 位ヶ原山荘を過ぎた森林限界を超えたあたりの急斜面でずっと後ろにいた1人にも抜かれてしまう。ここからは前から落ちてくる人を拾うことも、後ろから抜かれることもない単独走になる。視界が開けている分、前方の様子が見え気持ちが切れることはなかったが、ダンシングもギクシャクしてもういっぱいいっぱい。最後のヘアピンを曲がって残り2㎞を切る。この辺りはログを見るとAv300wほどと疲労困憊。

ヘアピン~大雪渓~ゴール

 ヘアピンを回ってあとちょっと、あとちょっとと辛抱しながらシッティングでひたすらペダルを回すのみ。300wは維持できているがAv320w近くまで落ちてきていた。斜度が緩んだところもしっかりスピードに乗れるように丁寧にペダリング。後ろに1名確認できていたので必死に逃げて最後はダンシングで出し切って力なくゴール。ヘアピン~ゴールまで6”50/310w 
 サイコンを見るとスタートから1’01”31くらいだった。PRが出せた安堵ともう少し行けたんじゃないかという悔しさと共に湧いてきて複雑な感情。でもやこーさんからは61分台、大隊長からは60分切りも可能といわれていたので、及第点といったところで安堵かな。

ゴール後~下山

 ゴール後は荷物受け取り。ゴール後に知り合いと健闘を称え合いおしゃべりする時間が最高。いつも練習している方々、レースでお会いする遠方の方々に加えて、最近はZWIFTでいつも一緒だけどリアルは初といった方も多かった。下山衣類をしっかり着込んでから、いっぱい話していたらそれでも冷えてきたので、ボトルケージや前後ライト、ツールケースなどをバイクに装着して鳥人間井上くんと共に下山開始。
 途中冷泉小屋で立ち止まって皆さんにお礼を。美樹さんとは熱いハグをw

 下山途中、パンクしている人を多く見かけた。登りでパンクしてDNFの方も、ゴール後の下山でパンクの方も。決戦軽量タイヤということもあるし、雨で路面が悪かったのもあるだろう。かなり目についた。
 そして最後ほぼ下りきったところで例にもれず私も「パンッ」と音が鳴った。パンクかと思ったけど空気が抜けないから枝でも踏んだかなとそのまま下山。車に戻って確認したらフレームにはシーラントが…。パンクだった😢

YouTube動画

岩川さんのYouTube動画が上がっていたので貼っときます。
28:00くらいからローテしてますが、デカいのでところどころ画面に収まってませんw


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