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club building & activating (2) これが言えるか?

見出しが同じなのでお分かりかと思うが、前回の続き?である。クラブを立ち上げる際、または(特に元気のない…)クラブの活性化を目指す際には、言うまでもなく「新規会員の獲得」が必要不可欠だ。では、その新規会員を獲得するにはどうしたら良いか?と言われば、前回書いた様に「どんな人に入って欲しいかを描き」それに付随する方法を探して・・・実行する・・・の・で・はあるが、もちろんそれは各 club によって異なるはずである。

しかしながら、どんな club にでも言えることは、ゲストさんに
「是非、他のクラブも見学してみて下さいね。」
これが言えるか
どうかである。

もちろん、クラブを立ち上げようとしている時など、興味をもって見学してくれたゲストさんには「できるだけ入会して欲しい」と思うのが、自然な感情だと思う。立ち上げに苦労していれば尚更、入会を勧めてしまうし、ひょっとしたらそれが半ば強引な勧誘になってしまうかも知れない。でも、重要なことは、そこをぐっと堪えて…

「うちの club の周りにも(ここにも、ここにも、あそこにも)Toastmasters club があります。是非、他のクラブも見学してみて下さいね。」 これが言えるかどうかである (大事なことなので2度言いました(笑))。

※ 誤解のないように注意書きをしておくと、他のクラブ「も」見学であって、他のクラブ「を」見学ではない。

え? 入って欲しいゲストさんに何でそんなこと言うの?せっかく来てくれたゲストさんが、他の club を見学した後、その club に入ってしまったどうするのよ? と思うかも知れない。でも、もし仮にそうだとしたら、それで…いや、それこそが、そのゲストさんにとっても自分達に良い選択なのだ。何も考えずに自分の club に入った後で、あぁ…あっちの club の方が良かったかも?と思えてしまったら、club を移籍するにも留まるにも、心地の良い未来は想像できない。逆に、他の club を見学した上で、自分達の club を選び、そして入会してくれるなら、club member として(特に立ち上げ時期は)これほど心強いことはないだろう。

そもそも、自分の所属する club、自分の立ち上げようとしている club の vision や color などが決まっていれば、それに合う人はきっと自分達の club を選んで入ってくるはずだと思うことが出来るはずだし、自信を持って「他のクラブも見学してみて下さいね(あ…3回も書いてしまった)」が言えるはずである。

言えないということは、つまり、何かが足らない、と言うことだろう。

皆さんは、自分のクラブに来たゲストさんに、これが言えますか?

Think about it.

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