NO.99 雪の降る休日の朝、はじめてのR&Bを聴くこと
ずいぶん朝から冷えていると思っていたら雪が降りだした。
そんな休日の朝、昨日入手した『MUSIC MAGAZINE』「21世紀のヴォーカル・アルバム」のR&B部門で紹介されていたJhene Aiko (ジェネイ・アイコ)のアルバム『Chilombo』(2020年発表)を聴きはじめた。
アルバムタイトルの『Chilombo』は(日本人の血もひく)彼女のフルネームであるJhene Aiko Efuru Chilomboから名付けられている。
とても素晴らしいアルバムだ。
僕はこれまでR&Bのアルバムはほとんど(いや全くと言っていいくらい)聴いてこなかったけれど、このアルバムにはどこか宇多田ヒカルの歌のイメージがあり耳になじむ。
学生時代に友人の車の中でよく聴いていたシャーディーの声も少し思い出す。
彼女の音楽はアンビエントR&Bといもいわれているそうで、その呟きや囁きのような少しハスキーな声は、静かな官能性に満たされていていつまでも聴いていたくなるような心地よさがある。
時折はさまれる(これまであまりなじんでこなかった)ラップも違和感がない。
僕にとってまだまだ未知の音楽の世界が広大に広がっていると思うと、少しわくわくした気持ちになってきます。
※下記サイトからいくつかJhene AikoのMVを聴くことができます。
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