「人権侵害」を続けるアサド政権打倒か、はたまた「主権侵害」する反体制派の撲滅か。欧米、アラブ、トルコ、ロシア、イラン、中国…各国の我欲が渦巻き、シリア内戦の流血は続いている。
ロシアのプーチン大統領は年次教書演説を行い、米国の進めるミサイル防衛に対抗して戦略兵器を開発・保有すると米国を強く牽制した。プーチン氏は18日の大統領選挙を大差で制し、4期目に入るとみられている。今やロシアのシンボルは、マッチョな大統領である。
中国は、世界中で石油や天然ガス、鉱物資源の開発を進めている。習近平国家主席が提唱した現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を成功させるためにも、資源確保が欠かせない。
中東のUAEとサウジアラビアで世界一を争う超高層ビルの建設が進んでいる。現世界一はUAEのドバイにある828メートルの「ブルジュ・ハリファ」。ドバイに建設中の「ドバイ・クリークハーバー・タワー」は928メートルで2020年に完成予定。サウジ西部ジッダに建設中の「ジッダ・タワー」は1000メートルほどで、同じ20年に完成する。高いことは、投資にも、観光にもプラスらしい。