勝ち負けが怖い

お久しぶりです、Tlimyです。本名は冨田です。

寝れない夜に文章書きたくなること、あるよね〜!!
今回は僕の生態的な話です。

自分と他人とで勝ち負けがつくことや、「自分は負けてんだな」と感じることがすごい苦手なのかなあ俺、と最近なんとなく思います。

負けず嫌いとかそういうのではなく、自分の前に「負け」が立ちはだかったときはもうその瞬間、心の火がファッと消えてしまう感じ。簡単に言うと「諦めが早い」になるかもなのですが、なんかそれとも違くて。火が消えた後も負けて嫌な気持ちはずっとあるんですよね。だけど巻き返そうとかいう気持ちは起こらない。

ウマ娘は大好きで、育成するまではウキウキだけど、チャンミでいざ走らせて負けるとものすごくつまらなくて嫌な気持ちになって投げ出しますし、自分より高い声の出る友人とカラオケに行ってしばらくすると歌い手の肩書きを放棄して不貞寝し始めてしまったのは流石に自分でも「やべーでしょこの性格…」と思った。

その一方で、優越感とか「先を行っている感覚」はかなり追い求めたがる節があるんすよね。ポケモンGOのランクは校内で1番早く20に到達しようと躍起になりましたし、ウマ娘でサークル内で1番早くUG達成した時、育成終了からディスコ鯖で自慢するまでの速度は尋常じゃなかった。

こういう、ぱっと見で両極端な性格をどっちも持ってるから、性格診断で「負けず嫌いか、諦めが早いか」と聞かれる時は毎回悩んでました。


そんで色々考えたのですが、負けるのが嫌いなのは確かだけど、自分の中でなにか勝ち負けの種類があって、それによって負けた後の自分の態度が変わるなーとなんとなく思いました。その種類というのは、「自分以外の人間に対する勝ち負け」と「自分や人間以外に対する勝ち負け」。

自分以外の人間に「負け」を突きつけられた(と感じた)時はすぐ火が消える。これはなんでかはわかんないですが、単純に俺が人間恐怖症な気がする。人間って変化や成長するし、何を隠し企んでいるのか計り知れなくて怖い。自分を押し潰しそうな果てしない可能性を秘めてそう。やめてくれ。

逆に自分とか人間以外に負けた時はなんら怖くない。だって自分は自分から見て中身が唯一わかる人間だし、手の施しようもある。人間以外なら成長とかしないし企んでいることなんてないだろう。だから自分が頑張ればいつか絶対追いつける。

そう思うと、これまでの人生、自分や人間以外を相手に戦ってきたなーということを感じました。

中学生の頃は部活で棒高跳びを、同学年で僕1人だけやっていて、過去の自分の記録を超えていくのが楽しかった。他の人間と記録を比べるってことはしてなくて、他中の棒高やってて一緒に大会とか出てた子と高校同じになって顔を合わせた時、その子の名前も顔も自分は覚えてなかった(ほんとごめんな!)。

マリカのタイムアタックは過去の自分の記録を超えるためなら無限にプレイできるし、ウマ娘の競技場のスコアをスプレットシートにまとめて過去に育てたウマ娘よりスコアがいいかチェックしてるし、対戦ゲームは基本的にCOM戦しかしない。

先を行っている感覚を追い求めているのは、他の人間と競っているというよりかは、ポケモンGOランク20の話で言うと、ランク19とか20で立ち止まっている偶像に追いつき追い越そうとしている感覚が近いような気がする。もしそのとき先にランク20に到達しそうな人間の存在を知っていたら、僕はその時点でポケモンGO辞めてた気がする。

歌い手活動始めて3年が経って、歌ってみたを聴くのは未だに苦手なのに、ボカロカバーとか聴くのは全然大丈夫なのにも関係してそう。


こんな感じで、勝ち負けの種類による自分の態度の違いがなんとなく僕の中ではっきりしたのですが、今度は、今後この性格とどう付き合っていくか考えます。対人間での「負け」の立ちはだかりによる放棄をしないためには…。

まず、「人間を認識したり比較をしたりしないように心がける」のが1つのシンプルな案でしょう。しかし、認識や比較無しでは知識や技術の吸収が十分にはできなくなってしまうと思う。

もう1つのシンプルな案は、「誰にも負けないような存在になる」というものかと思います。これができたらカッコいいですが、自分は何か秀でた人間とも思えないですし、上には上がいますから…。

そんで僕は、「自分と完全に比較できる他の人間がいないようにする」のがいいのかなあと思ってます。幸いながら、自分は結構いろんなことをやっている人間のように思います。歌い手でボカロ聴いてて登山やっててマリカウマ娘などやってて配信も最近始めるなどしてる大学院生などなど。これらをフルに使えば、自分と比較できるような人間はいなくなるんじゃあないかと。


自分の立つ土俵上に自分以外はいない。そんな状況を作れれば、他の人間との比較だったり、勝ち負けなんか気にならない。他の人間と重なる部分があるとしてもそれは部分的で、それらから知識や技術の吸収も十分できる。自分が本領発揮できる環境になるんじゃないかなあと期待しています。

なんか結局ホリエモンが言ってたことみたくなっちゃった。

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