プレゼンテーション1

ATEM Mini:USB-Cから音声入力を試す

ATEM Miniをイジっていたら、面白いことに気付きました。どうやら、USB-C経由で音声のインプットができるようです。

ということは、PCで処理をした音声を入力することができる!?

試した内容を、詳しく書いていきたいと思います。

音声入力ができた

ATEM MiniをUSB-C接続すると、Macbookの出力設定にATEM Miniの項目があることに気付きました。てっきり音声入力は2つのラインだけと思い込んでいた私はビックリ!

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試しに出力をしてみると、面白い現象が起きました。

ATEM Sofware Controlを確認すると、入力した音声はCAM3に入力されたのです。この時、CAM3にはもちろんHDMIは挿していません。(1と2には挿していました)

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この時ライン1にも同じ音を入力していましたが、2つが一致していることも確認できました。つまり、USB-CからATEM Miniに入力した音源は、CAM3の音源として扱われたのです!

※後述するDAWを経由した都合で、CAM3とラインのバーには多少の差があります

DAWソフトを経由できる

PC音源を入力できる、これはPCで処理した音源を入力できるということです。ということは、DAWソフトで加工した音声の入力ができますね!

早速Garagebandを使い、いつも使っている音声プラグインの「NS1」と「Vocal Rider」を適用してみます。この2つは手軽にノイズ除去と音量調節ができ、以前から愛用しているプラグインです。

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すると、ATEM Sofware Controlでは音に変化が!

プラグインを適用する前は音がほぼ一致していたのが、大きなが差が生まれましたね。これはバッチリとプラグインが適用できた音です。

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使える機能かは要検証

これは使える機能と大喜びなのですが、若干の不安が残ります。

まず、説明書にこの記載がありません。公式サポートの機能なのか、はたまたバグの産物なのか...。その意味では不安が残りますね。(もし説明書に記載があればコメントください!)

また、検証中にMacbookからATEM Miniへ音声出力ができなくなることがありました。Macbookを再起動して復活しましたが、原因は不明です。ATEM Miniか、ケーブルか、たまたまか...。

ということで、長期的に使いながら使える機能かは検証していきたいと思います!