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ATEM Mini Extremeを導入した理由 〜やっぱりATEM Mini Proでは足りなかった〜

やっぱり買ってしまいました。「ATEM Mini Extreme」を導入しました。

Blackmagic Designの発表会をリアルタイムで見てからというもの、計3つの動画・ライブを出してきました。特に徹底比較の実機レビューでは、かなり具体的に紹介ができたと思います。

ただ、この段階ではレンタルしただけでまだ買っていませんでした。

HDMIを8つも使うのか?ATEM Mini Proで十分じゃないか?そんな思いがあり、購入に踏み切れていませんでした。

しかし、Extremeを触れた後にATEM Mini Proを配信案件で使い、「あ、やっぱりExtreme必要だわ」となり購入してしまいました...笑

そう感じたのは、先日配信をした「Backlog World」というイベントのこと。こちらではATEM Mini ProとStreaming Bridgeを組み合わせて、最終的にはLiveShell Xから配信を行いました。

事前に検証も行い、配信自体にトラブルはありませんでした。しかし、実際のオペレーションでは不便な点もいくつか生まれていたのです。ATEM Mini Pro + Streaming Bridgeの組み合わせでは、大きく2つの問題がありました。

まず、動画再生機の「HyperDeck Studio mini」と連携ができません。安定した動画再生に欠かせない機材なのですが、ATEM Miniとの連携機能を使うにはネットワーク接続が必要です。しかし、ATEM Mini ProのLAN端子はStreaming Bridgeで使ってしまっており、連携ができませんでした。

そしてSSDへ録画する端子も足りませんでした。私のフルオンライン配信では「運営控室」というWeb会議を立てるのですが、ここに最新の映像を映すためにUSB端子は使ってしまいます。本当は万が一に備えて録画をしたいのですが、実現ができていませんでした。

ところがこの二つの問題、Extremeなら解決することに気づいてしまったんですね ...。それを身に染みてATEM Mini Proの配信で感じてしまったので、もう買う以外の選択肢は残されていませんでした😂 😂 😂

スクリーンショット 2021-03-25 1.42.00

届いて配信で紹介する様子。それにしてもデカイw

使わないと思っていた8つのHDMIも、仕事用と個人用が兼用できてなんだかんだ便利。今までは二つのスイッチャーを置いていたので地味に面倒でした。やっぱり端子が多いのは正義ですよね。。笑

そして、やはり物理的なマクロボタンがあるのは便利です。昨日の配信では本来3操作必要な映像・音声の切り替えが、ワンボタンでできてしまったことに感動を覚えました。元々ソフトウェアではできたし、「Elgato Stream Deck」などを使えば物理操作もできましたが、やはりどこかひと手間を感じていました。何も用意することなく、本体操作できるのは便利で安心します。

あとはラックの横幅に合わせてくれているのも嬉しいところ。最近自宅の配信機材はラックマウントを進めています。厳密にはラックに載せていませんが、横幅ピッタリに収まってくれているのはありがたいですね。

ということで、これからは自宅の配信ではATEM Mini Extremeをメインに使っていきます。持ち出し用としてはRoland V-1HD+を使い、ATEM Mini Proは売却の予定です。

と言いつつ、半年後にはまた新しいATEM Miniが出てくるんでしょうね。Blackmagicさん、そろそろ止めてくださいw