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照明のソフトボックスを比較する検証

今回のテーマは照明のソフトボックスの比較です。

明るさもそうですが、それぞれでどのように光の広がりが変わるのかを比較検証してみました。

映像の観点で照明は重要な役割を果たすことが存在で、配信でも必要になるシーンは多々あると思います。ご参考になれば幸いです。


照明のソフトボックスを比較してみました

今回は照明の検証ということで、ソフトボックスによる光の広がり方を比較します。

具体的には私が持っている3つのソフトボックスを使います。カメラのISOなどの設定は固定した上で、光り具合を撮影しました。

使用した照明は140Wの「Apture 120d MarkⅡ」です。参考までに2.2m程の距離に照度計を置き、明るさの比較も行っていきます。

今回使用した照度計

天井照明

まずは比較として部屋の天井照明です。

実際にはもっと明るいのですが、カメラの撮影設定がこれくらいということです。

照度計の値は「275lux」。検索すると、シーリングライトとしては一般的な値のようです。

ランタンソフトボックス

まず装着したのはランタンソフトボックスの「GODOX CS-50D」です。

全方向的に照らしてくれるのが特徴で、夜間の道路工事でもランタンタイプの照明を見かけますね。

最近購入をしたのですが、手軽に全体的に照らすことができて気に入っています。照度計の値は「900lux」でした。

アンブレラタイプ

次に試したのはアンブレラタイプの「Godox UB-85D」です。(照明に固定穴がなかったので手で押さえています)

ランタンソフトボックスと比べると、前方向を広く照らしてくれます。方向が絞られるからか、照度計も「1290lux」とより明るい値を示していました。

広い面で柔らかく照らしてくれるのですが、比較的場所を取るのは個人的にはデメリットに感じています。

ソフトボックス

次は一般的なソフトボックスタイプのものです。より方向を絞りながら照らすことができます。

照度計の値は「900lux」。てっきり光が集まる分、アンブレラタイプよりも明るくなると思ったので意外な結果でした。広い方が光が反射して明るくなるとかでしょうか?

ソフトボックス(ハニカムあり)

同じソフトボックスにハニカムグリッドを装着した状態です。より指向性の強い光にすることができます。

照度計の値は「880lux」と、若干暗くなっています。。やはり光の方向が絞られることは、明るい結果に繋がる訳ではないのですね。

ただ、ハニカムグリッドの良さは、明暗のメリハリをつけられることだと思います。暗い部分は残しつつ、特定の場所は明るくできるので、より印象的な映像を作ることができます。

リフレクター

最後に照明に同梱していたリフレクターです。反射する材質で光の方向を整えてくれて、非常に明るい光具合となります。

照度計の値は「5800lux」と抜群の明るさです。ただ、かなり硬い光なので、直接人に当てられるものではありませんね。壁に反射などさせて、使うものかなと思っています。

光の奥深さを味わいました

以上、照明のソフトボックス(以外もありましたが)の比較検証でした!

今回試してみて、自分としては想定外の結果もあり、改めて光の奥深さを感じることができました。

魅力的な映像を撮る上で、照明は避けることができません。また、やはり女性は光の当たり具合を男性よりも気にする傾向があると思います。

その意味で、配信でも照明は重要な要素だと思います。これからも理解を深めていきたいと思います。

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