220908

今年もマスクを外せないまま、夏の終りが見えてきた。夜から朝にかけてはほんの少しだが、納涼せずとも快適さを帯び始めている。秋はすぐに行ってしまうし、どうせすぐに寒いと言い始めてまた年を越す。あと90日ちょっとの2022。今のところしんどいと楽しいなら楽しいの方が多い、肌感覚で。

今年の夏もたくさんの土地へ足を運んだ。億劫なので列挙はしない。流行病に抗いはするが、完全に防ぐことなんか最早誰にもできない。だからってわけじゃないけど、相変わらずライブ観たり友達と遊んだりの日々だ。明日おらんくなるかもしれんからって生き方はまだ変わってない。良くも悪くも刹那主義。

その土地に住む友達にもかなりお世話になった。とはいえ同じ面子ばかりだったりするし、ここ数日もお馴染みの奴らと遊んだのだけど笑
別に悪くない、いや寧ろこういうのが好きで生きてる節はある。結局のところ「やあ大将、いつもの頼むよ」を求めてるのかもしれない。その中にも新鮮味はある。気付くか気付かないか、それだけ。そして「いつもの」が多くはないが確実に増えていく。バンドで言ったら最近よく観に行ってるUNFAIR RULEとか、この夏好きになった日向坂46とかね。

少しずつだがいろんなことへの「諦め」を遂に持ち始めた気がしている。流行病がそうさせてくれたのは否めない。自分のことを諦めの悪い人間だと思っていたけれど、うまくいかないことに「まあしゃあないわな」って割り切れる場面も増えた。行く予定だったライブに好きなバンドが出なくなったり、そもそもライブが延期/中止になったり。病気はもうどうにもならんから、あんまり仕方ないって言いたくないけどこればっかりは仕方ないとしか言えない。そして再会を祈るだけ。何度も降りかかるとやっぱり寂しくなっちゃうけど。

病気といえば。自分のも少しずつだけど良くなってきている。先生には「完全に治るっていうのは無い」と言われているからこれも感覚の話だが。自分がそうだということを忘れる瞬間も増えた。仕事でも計らってもらって何とか続けられているし、牛歩だけど前には進めている。

そんな仕事も遂に辞めたいと思い始めた、思ってるだけだけどね。

たまたまつけたテレビが叫ぶ知ってるのに知らない新語、自分で選んだはずのタイムライン、トレンドと呼ばれる他の世界の言葉たち。うーん、違和感を覚える日々はまだ続いている。

あと少しだけ涼しくなって、汗ばまなくなったら、ぱりっとしたシャツを着たい。

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