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「シュールってなんすか? / スーパー千歳 / 言葉フェチ」【エッセイごっこ】

4/13(土)に Blowin' New Soul でのライブイベントを観に行った帰り、その日出演していた 白川亨 さんと歩きながらお喋りする機会があった。

白川さんが作った曲を聴いていると、なぜか「シュール」という言葉が思い浮かぶ。

しかし「シュールネタ」みたいな、一般的によく使われるニュアンスの「シュール」とはなんか違う。

かといって本来の「現実と地続きの夢の世界」的な意味の「シュールレアリスム」なのかというと、そういうぎょうらしいものでは無いとも思う。

白川さんと歩きながら話した内容は、散歩についてや食べ物の添加物についてなど、ありふれた日常の話題だったけども、そのありふれた日常も、白川さん目線で語られると何故だかちょっぴりワクワクするものになるんです。

ひょっとしたらそんな「白川亨フィルター」を通して綴られた歌の事を「シュール」と呼ぼうとしたのかも知れない。

であれば他に適切な表現があるんやろな〜、というのはまあ置いといて、もう1人、福岡のアーティストの「シュール!」(?)と叫びたくなる曲を紹介したいと思います。↓↓↓

冒頭のピアノと朗読もなかなか圧巻なのだが、13:00くらいから始まるセリフ回しのようなセクションは、なかなか他では味わえない音楽体験をしてしまうハメになりますよ。

セリフというより、サンプリングされた言葉をコラージュのように散りばめる、サンプラーのような役割を口頭でやってのけている、と言えるかも知れません。

その部分を聴いている時の、フラッシュバックよろしく様々な光景がピタッピタッと脳裏に張りついてくる感覚はなかなかに「シュール」(?)です。

(ちなみに白川亨さんと倉地久美夫さんが昔馴染みのご友人だと知った時はビックリいたしました)

彼らの音楽がドツボ中のドツボなのは、言葉フェチのようなフシが自分にあるからかもしれない。

そういえば昔、本屋の音楽雑誌コーナーに「音楽とことば」みたいなタイトルの、そのテーマについて色んなアーティストが語り散らかす本があったような気がするのでちょっと探してみるとしよう。


p.s. コレでした↓




(その他、エッセイごっこ↓↓↓)



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