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#42 Samba

 新しくPCを買ったのでこれを機に自宅環境を整えようかなと考えています。とりあえず、余っているデバイスでSambaファイルサーバーを立ててみます。

目標

ファイルサーバーを立てる

手元にあるラズパイのスペックが低すぎたため、Jetson Nanoを使います。


作業

 OSのインストールは省略します。

Ubuntu : 18.04
メモリ : 4GB
CPU : ARMv8 Processor rev 1 (v8l) x 4

Sambaをインストール

まずは、パッケージをインストールします。

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
$ sudo apt install samba


共有フォルダの設定

インストールが完了したら、共有フォルダの設定を行います。

# 共有フォルダとして使うため/var/shareを作成する。
$ sudo mkdir /var/share

設定ファイルを編集します。

$ sudo vi /etc/samba/smb.conf
# 以下を追記する
[share]
comment = Shared Directory
path = /var/share
browseable = yes
read = only no
guest ok = no

保存できたら、サービスを再起動して設定を読み込みなおしてください。
$ sudo systemctl restart smbd

アカウントの設定

Sambaにアクセスするためのアカウント設定も必要です。

$ sudo smbpasswd -a $SHARE
※$SHAREというアカウントを追加するはずだったが、なぜかrootユーザーのパスワードが設定された。


接続確認

共有フォルダにアクセスできるか確認してみましょう。確認用のファイルを設置します。

$ echo "Welcome!" > /var/share/welcome.txt

別のPCから見てみます。


うまく接続できたようです!


まとめ

Sambaは、もともと、Windowsのネットワーク機能をMacやLinuxからも利用するために開発されたソフトウェアです。そのため、インターフェースはWindowsっぽい感じになっていますが、OSをまたがって手軽にファイル共有ができるのは魅力的です。
自宅が少し快適になりました。


EOF

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