見出し画像

ハイペースレースの分析〜次走以降で馬券になった馬ならなかった馬【2023.4.2/阪神5R】

ハイペースレースの分析記事です。

ハイペースな速い流れを経験した馬たちがその後のレースでどのような結果になっていったのか、分析します。次走以降で馬券になった馬/馬券にならなかった馬はどういう馬たちか。

ある1レースのラップを軸にしてその後を考えて行きます。

数レース前の流れから今回の好走を考えると「腑に落ちる」ことはあるもので……。

2023.4.2 阪神5レース 3歳1勝クラス 阪神芝1600m


ネット競馬より

馬場状態・かなり乾いた良馬場

レースラップ 12.5-10.5-11.0/11.7-12.0/11.6-11.4-12.0
(3歳1勝クラスレベルでテン3ハロン速めから、中間2ハロンも速めな超ハイペース。競馬新聞表記はミドルペースと思われるが)


レース結果とその後の着順(2023.8.30調べ)

1着 マラキナイア/ジャスタウェイ産駒・川田将雅騎手・吉岡辰弥厩舎/通過順位 7-7
次走2着(東京芝1800m/戸崎圭太騎手)

超ハイペースな流れから上がり最速の34.0秒。

2着 アルナージェイン/リアルスティール産駒・岩田康誠騎手・奥村豊厩舎/通過順位 3-3
次走2着(東京芝1400m/レーン騎手)→6着(中京芝1600m)→

※ハイペース経験馬の距離短縮で前進。

3着 バースクライ/ハーツクライ産駒・ルメール騎手・千田輝彦厩舎/通過順位 4-4
→次走4着(東京芝1400m)→


4着 サンライズフォルス/マクフィ産駒・坂井瑠星騎手・羽月友彦厩舎/通過順位 2-2
→次走8着(京都芝1800m)→15着(東京ダート1600m)→

※超ハイペースになったのはサンライズフォルスが前々とついて、逃げ馬を突いて行ったことがある。マクフィ産駒のトータル成績からすると、芝短距離の方が好走しそうな感はあるが……(妙な話、前に行って垂れ始めた距離に短縮したら? という話)。


5着 プウスカンドゥール/シャンハイボビー産駒・角田大河騎手・坂口智康厩舎/通過順位 6-5
→次走9着(中京芝1600m)→4着(新潟芝1800m)→

※シャンハイボビー産駒は短距離の方がトータル成績を見ると走る。超ハイペースで先行できてるので距離短縮の方がいいかと。


6着 サンライズピース/ブラックタイド産駒・和田竜二騎手・河内洋厩舎/通過順位 8-7
→次走8着(東京芝2300m)→抹消


7着 ルクスドヌーヴ/ハーツクライ産駒・横山和生騎手・須貝尚介厩舎/通過順位 5-5
→次走6着(函館芝1800m)→1着(札幌芝1500m/佐々木大輔騎手)

※不利枠1番からのスタートで逃げて行けそうなくらいで進むも外から入ってこられで後手の7着。2勝目のレースは似たような展開であったものの逃げ馬の取ったスペースが広く、ブレーキを踏む形にならなかったのが好走の要因でも。

8着 スマラグドス/ハーツクライ産駒・松山弘平騎手・西園正都厩舎/通過順位 11-9
→次走8着(阪神芝1800m)→5着(中京ダート1800m)→2着(新潟ダート1800m/田口貫太騎手)→2着(小倉ダート1700m/田口貫太騎手)

※芝からダート替わりで前進。


9着 ギョウネン/オルフェーヴル産駒・長岡禎仁騎手・竹内正洋厩舎/通過順位 8-9
次走3着(東京ダート1400m/木幡初也騎手)→1着(東京ダート1400m/木幡初也騎手)→3着(東京ダート1400m/木幡初也騎手)

※芝からダート替わりで勝ち上がった馬が再度、芝を試した形。その手の馬のダート戻りレースはオッズがつくこともある。次走3着は単勝25.7倍の3着。


10着 タイキバルドル/ダイワメジャー産駒・荻野琢真騎手・大久保龍志厩舎/通過順位 1-1
→未出走


11着 モズライフセーバー/シルバーステート産駒・吉田隼人騎手・清水久詞厩舎/通過順位 8-11
→抹消


12着 アパラージタ/サトノクラウン産駒・国分恭介騎手・浅野洋一郎厩舎/通過順位 12-12
→次走13着(東京ダート1400m)→11着(新潟芝1800m)→3着(金沢ダート1400m/沖静男騎手)→5着→4着→



以上、ハイペースレースの分析〜次走以降で馬券になった馬ならなかった馬【2023.4.2/阪神5R】という記事でした。


よろしければ、他の記事もご覧ください。Twitter(X)では競馬予想のつぶやきもしております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?