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レース映像を見て競馬予想するコツ〜馬券の的中率・回収率を上げる5つのポイント+α〜

レース映像の分析・研究から見つけた、馬券の的中率・回収率を上げてくれるわかりやすいパターンについてのnoteです。1つのパターンについてたくさんレースを紹介しつつ、濃厚に解説していきます。


スタートからゴールまで。

競走馬に「そんなに見てくれてありがとう」って、言われるくらい細かいところまで解説します。

人間でも馬でも「あそこ、しんどかったでしょ?」と気づいてもらえるのは嬉しいものです。


レース中、どのポイントに注目すれば馬券になる馬を発見できるのか? 

レース映像を使って競馬予想するってどう言うこと?



レース映像を見て予想する際、参考になるコラムも織り交ぜて参ります。noteで販売されてる競馬予想法でも文字数多目に仕上げました。

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目次

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レース映像を見て競馬予想するとは?

「レース映像を見て競馬予想する」と聞いて、どういうイメージを持たれるでしょうか?

血統であれば、ブラッドスポーツと呼ばれるだけあって、産駒の血の繋がり方、母父の遺伝など予想ファクターとしてわかりやすいでしょう。ミスプロ系だったり、トニービンが入ってる馬が今日は馬券になる、のように伝わりやすい。予想しやすい。

競馬新聞に血統欄がないなんて考えられません。怖すぎます。


調教は競走馬をどのように鍛えたかを数字と短評で見られます。一部は動画でも確認することが可能です。馬の調子、現状の力量を把握しやすい。昨今は外厩の情報も。これまた競馬新聞に載ってます。

ほか、馬場、騎手、調教師、ラップタイム、指数など、予想するファクターのイメージはしやすい。

血統予想ならこの人、調教予想ならこの人と、競馬予想家の名前も浮かびやすいでしょう。

あの人やあの人、その人この人(誰だよっ!)。


一方、レース映像を専門に見て競馬予想すると言うと、ちょっとそんなことできるの? と、感じるかもしれません。


レース映像を見て競馬予想する人から、血統のように「◎◎産駒は〜芝の短距離で走って〜」と言うような感じの話は聞かないでしょう。調教で言われる「栗東坂路50.3秒!」みたいなことも同様に。


競馬予想ファクターには、ファクターなりについてくる言葉があります。

「米国血統」「非根幹距離のマンハッタンカフェ産駒」「春のリファール」「加速ラップ」「ウッドチップコースを馬なりで」「ポリトラック」「天栄」「しがらき」「山元トレセン」「力強い踏み込み」「毛艶」「繋ぎ」「コズミ」「Dハミ」「リングハミ」「ホライゾネット」「シャドーロール」。


あげたらきりがありません。


レース映像に、ファクターなりについてくる言葉はありません。


「底力」「ビュッと切れる脚」「スタミナ」「ポテンシャル」みたいな言葉も聞きません。


レース映像を見て競馬予想する人はいても、ファクターの「表現の枠」「データの枠」が設定されてないからです。あるようで、ない状態。


正確に言いますと、設定されにくいからです。ゆえに、検索することができません。容易に誰でも使うことはできません。下世話な言い方をすれば、商売にならない。流通に乗らない。メジャーなファクターにならない。


いかんせん、走っている馬をどう見立てるかの世界です。血統や調教のように「表現の枠」や「データの枠」が、あらかじめ決まってる中で見立てていけるファクターとは違います(お前は馬鹿かと言われそうですが、競馬予想する前に自分で「これはディープインパクト産駒だ」と決めなくていいわけです)。


レース映像で競馬予想する人から出る言葉のイメージは「出遅れ」「直線が壁で不利」「挟まれる」あたりでしょうか。


レース映像を専門に見て競馬予想するファクターは、ターゲットなどで容易に検索できる「単語」「用語」がほとんどない世界です。自分で決めないといけないのです。

こう言う事象は馬券になりやすいと。


それゆえに、感覚的なところが占めてるのは確かです。



そんな難儀なファクター。レース映像。

感覚的なファクターだけど、どうにかならないか?


5年6年、見まくりました。レース映像、レース映像、レース映像。


1件1件スタートからゴールまで記録して、データを貯め、傾向を見つける。不十分なところはあるもの、ある程度馬券になりやすいパターンを発見できました。


「レース映像を見て競馬予想する」とは、レース中における感覚的な部分に視点を作った上で、取捨選択していくことです


「出遅れ」「不利」「挟まれる」も感覚的な部分に視点が生まれたことによって、使われるようになったのでしょう。


今回はレース映像を見て馬券になるわかりやすいパターン、競馬予想しやすいパターンを5つご紹介します。


レース映像を見るときどこに視点を合わせればいいのか。5つのポイントは、5つの視点といってもいいかと思います。


レース映像は、つかみどころないうなぎのような競馬予想ファクターです。そこをうまいこと掴んでさばいて、調理して串を通して、タレにつけつつ焼いておりますと、香ばしく、美味しい払い戻しということが多々ございます。

レース映像には、ちょいとストーリーがある。


他のファクターとも相性はいいでしょう。是非とも、ストーリーにご参加ください。


鍋で炊きましたご飯もいい具合にふっくらしている様子。


ささっ、レース映像の小話へどうぞどうぞ……小鉢、小鉢お出しします。

うなぎが焼きあがる頃合いでお代をいただくことになりますが……

そこのところは、お口に合いましたら、一つよろしく……。

「百聞は一見にしかず」。どれだけ見たことを言語化できたか、レース映像

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5年6年と競馬のレース映像分析・研究をしてきました。


時間あればレース映像、再生。競馬の内容、記録記録記録。

見てるだけじゃ駄目。ほんと、駄目。当てにならない、見ただけじゃ。

馬券になった馬、人気で飛んだ馬。オッズさまざま、走っております競馬場。

芝コースにダートコース。内枠から外枠まで、スタートからゴールまで。

どんな競馬をしたのか競走馬。嗚呼、記録記録記録。


それでは歌っていただきましょう「レース映像独り旅」。

……って、ヤメナサイ。玉置宏さんか! 曲紹介、前フリ。それより「レース映像独り旅」って、山本譲二『みちのく一人旅』の替え歌かいな! たまにカラオケで歌うけども……(注・筆者は40歳)。


冗談はさておき。見たことを記録するのは、競馬予想でなくとも大切です。


「百聞は一見にしかず」


百回聞くよりも、一回見た方がいいよ、わかるよと人は言う。けれど、見ただけで記録をしなければ効果は薄れるもの。見たことをどれだけ「言語化」できたかが大事。

メモることの効用は事実あるなと、レース映像の分析・研究をしてて感じました。メモったことを次に見たとき、まるで馬柱の一コマを見るようなことがあります。


レース映像見たのなら、記録して蓄積していきましょ。1件でもいいから、レース映像を見た記録を増やして行こうという、目論見のはじまりはじまりです。


競馬のレース映像を見始めた、元々のきっかけは、木下健『馬券生活者・木下健の競馬で妻子を養う男の馬券術』(KKベストセラーズ)を読んだところから。

レース映像を見て競馬予想する方法はあるんだと。厳密に書けば、木下さんはあまり断定する形で書かれているわけでないので、模索するヒントをもらったと言いましょうか。今までで一番読んだ競馬予想本はこの本だったりします。


しかし、木下さんの本3冊を除いて「レース映像の競馬予想ファクター」にお手本はほとんどありません。

活字中毒なもので競馬本を読み漁ります。レース映像を見て競馬予想する材料を探すために、読む。

すると、競馬予想家の方々は本などで「レースは見たほうがいい」と書かれてることが多い。それはいいのです。問題ない。自分の買おうとする馬の走りは見たほうがいいのですから。予想家さんにすすめられて、そうだと思う。

ところが問題は「どうレースを見たら馬券につながるのか」について全然書かれていないのです。

不思議。どうして、どうして?


Why? NAZENI〜。疑問だらけになります。


レース映像の見方がないのなら、作れば、ある

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子供の頃「無ければ、作れば、ある」と、母親から言われて「なんだそりゃ」と思ったことがあります。妙に覚えてるこの言葉。


「なければ、作れば、ある」ですよ、どう言う教育なんでしょうか?


無理ないか、その言葉と思うものの、作ればあるのは確かです。下手でも、なんでも。用意されてないなら、自分で用意する。無ければ、作れば、ある。そうすれば、あるものは、ある状態になる。


メモれば、メモはある。メモれば、なんらかの自分の思考の記録はあることになるわけです。あとは、その行動を繰り返してメモを量産すればいい。メモったものに、付け足して行ってもいい。


「Why? NAZENI」は、アイデアのはじまり、はじまり。


1件1件データを調べて積み上げてく。自己流、独学そのものな部分が多いけれど、それはそれでいい。それでいいのだ、競馬予想。


偉そうに書いてますが、レース映像を見て競馬予想するのに、そうするしかなかったんだもの。

それは、今考えると良かったと思います。


お手本となる先駆者がいて、本もたくさん発売されてるファクターだったら、ゴリゴリに調べようなんて思いませんよ、たぶん。


(……でも、血統にハマってた時はファイルメーカーというデータベースソフト買って、母父の血統調べまくって自分でゴリゴリ手動かしてデータベース作ってたから、頼りになるものがあってもゴリゴリやっていくか……。ふむ、ゴリゴリ馬券術)。


関連→血統競馬予想の特徴をつかむためか…。種牡馬を箇条書きした、勉強メモを発掘。はて、なんのデータ? 芝ダートのコース適性か、短距離・長距離か、重馬場?

関連→競馬予想、馬券のために血統データベース作って勉強してた頃。母父以降の種牡馬に関しての考え方、配合傾向、特性を攻略しようと。おすすめの分析本


(以下、本題に入るまでかなりの長文が続きます。競馬予想・馬券に耳寄りな話を書いていますのでなにとぞ、ひとつ。人によっては、500円・1000円・2000円と有料にされるネタもあると思いますが、なんと、無料。無料でございます。36回払いの手数料なんて存在しません←大げさ)。

調教より、血統より、分析や研究したときの手応えが良かった、レース映像

レース映像を分析・研究する。飽きなかった理由は、今まで参考にしていた予想ファクター(調教・血統など)より、分析すればするほど、研究すればするほど、手応えがあり、裏切らなかったから。

これは大きかった。


筋トレは裏切らない」って話がありますけど、競馬予想においてレース映像を分析・研究し続けることは馬券的に裏切らないと思います(※方向性を間違えない限りにおいて。埃をかぶったダンベル4キロを眺めつつ、そう思う。振り返れば飲みかけのヤツがいる。その名はプロテイン)。


何年も夢中になりすぎたせいでしょう、夢の中でもレース映像見てたことありますよ(嘘じゃなくって、ホントの話。フロイト的にはどう分析されるんだろう? 大穴になりそうな馬を見つけたような、そんな気が……ZZZZZ)。

レース映像を見て、記録を積み重ねていく日々

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この記録は、2017.11.18・東京競馬場5レース・ダート1300m・3着アーバンイェーガーの前走記録です。前走は、水の浮く不良馬場でした。


写真はA4のコピー用紙の一部です。上部には、近3走の細かいデータ、ラップだったり馬場だったり、騎手、対戦相手などなどが書かれています。


KD=軽く出す OS=抑える ◎●は内に1頭いる外を走った 一杯は直線の追った強さ +0.5秒・-0.2秒というのは、自分で設定している目安のテン・上がりのラップとの差


「アーバンイェーガーは、スピードに乗りやすい水の浮く不良馬場なダートをスタートから軽く出すも、スピードには乗せず抑え続け脚を溜める競馬をして、上がり3ハロンも優秀な数字を残した」(なんてことを隠してますけど、左側にを短文でレース映像を見て、馬券的な目線で実況したようにメモして行ってます)。

レース映像を翻訳する

レース映像を見て競馬予想するデータを集めるには、競走馬が走っているシーンを言葉に翻訳してあげる必要があります。


野球のスコアブックのような感じ、その競馬版、レース映像版と言いましょうか。レースでどのように走って行ったのかを簡易的に記録。それをもとに文章化していきます。


このとき重要なのは、使われる言葉をある程度まとめていくこと。

あるパターンの傾向を検索するのに、使われてる言葉がバラバラでは美味しいデータの発見にはなりませんし、馬券を書い続けていく自信にもつながりません。レース中、どこを見ればいいのかを知るためには言葉の統一は必要です(※現状、検索できるようにデータ入力できてる訳ではないんですけども……。モノノタトエ)。


ある程度の枠(=パターン)を決めて、枠の中でどの位置にいるのかを知ることは大切なことです。枠のど真ん中にいれば、人気が二桁だろうが本命を打てますし、パターンに当てはまってる馬でも枠の端に寄っていれば、ヒモにするおおよその見当をつけられるようになるからです。


(こんな、面倒に面倒を自乗したようなことをする人は全世界の競馬好きのうちどのくらいいるのだろうか……。ドラえもんの道具・ほんやくコンニャク、レース映像版が欲しかったなぁ。お味噌味・青のり風味〜)

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レース映像を見て翻訳するうまい方法を探すのに七転八倒

レース映像の記録を「あーでもない、こーでもない」とうまい方法を模索しまくって、どんどん作っていきました。具合のいい方法、相性のいいファクターを見つけて、記録をつけたデータをやり直したことは、1度や2度ではありません。


競馬とは関係のない本を読んでるときにヒントを得たりすることもありましたし、今だにその感覚は続いてます(だから、レース映像を見ることが飽きないんでしょう。アイデアを得たら過去にさかのぼっていくらでも検証できますし。ワクワク)。


はたから見れば、些細なやり直しに見えるかもしれません。しかし、競馬のレースは「ハナ差・クビ差」で決まることは多々ある。ハナ差・クビ差まで当てられるかどうかは未知数でも、馬券の回収率・的中率が上がるよう、うまく行けるようとっくみあって見るのは悪いことではない。

ヒモに人気薄を入れたか入れなかったかで高配当が決まるわけですし。


細かいことにこだわるのも、総流しの馬券は買わないことに決めてるのも影響しているでしょう。


関連→競馬予想して、3連複1頭軸・総流しで馬券を買ったのは1回だけ。軸・武士沢友治騎手。東京競馬場・ダート1400m新馬戦。15頭・105点・金額10500円也


関連→競馬予想で総流し馬券の買い方を禁じ手にする理由と意味(おすすめしない)。基本的に買う馬、消す馬を明確にして蓄積する。それが儲かるようになるコツだから

2年間分のデータを端から端まで揃えて、レース映像を見まくって行った

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2016年・2017年、中央競馬で1着から3着までに入った馬のデータを競馬場別・距離別に分けてファイリングして行きました(ファイル100冊!)

前走別に仕分けて、上記のように調べて行きます。


2年間分の中央競馬の3着までに入った馬の資料プリントアウトするのに20000枚A4コピー用紙が必要でした。プリンターが悲鳴を上げまくってまし……た(申し訳ない)。


関連→ヤフオクで中古プリンター、エプソンEP704Aを落札。競馬予想用に。A4の紙代はいいけど、インク代が高い。たくさん交換するので安いのをどうしても


今の形式になったのは1年くらい前のことです。プリントアウトに数ヶ月。前走別に仕分けるのに数ヶ月。ファイリングに数ヶ月。中央競馬が行われてても予想しないで手うごかしてたり。

2年間分のデータを整理すれば、今までよりも「わかることがある!」と考えたからです。

事実、わかることがたくさんありました(じゃなかったら、note書いてないない)。


2年間。ある程度の幅の中で起きてるパターンであれば、この先もそのパターンは続くはず。単発の紛れ当たりを追いかけないために、裏付けが必要だと感じたわけです。

パターンの例をいくつもいくつも集めていれば、自信も増幅します。



それまでは、レース映像を見て記録して、手探りも手探り状態でブログに書いてたりしました。


最初にレース映像分析の話をブログに書いた記事が、


ネオユニヴァース産駒・ラフィンテール。新潟競馬場・ダート1800m、13番人気1着。単勝万馬券を当てるコツはレース上がり3ハロンの特徴を気にすること? 


だったりします。懐かしい。

気になったら、調べますよ〜。競馬予想は復習から。単勝万馬券当てたいですし。ネオユニヴァース産駒・ラフィンテールの前走をジロジロ、戦歴をジロジロ見てました。

馬券の回収率・的中率(当たる確率)を上げて年間収支を大幅プラスに持って行きたいですから。

競馬予想のデータと大数の法則の関連性

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1件1件レース映像の記録を集めていって気づいた話をひとつふたつ。


よく、競馬予想のデータに「大数の法則が〜」と確率論の話をする人がいますが、あれは、変な話です


サイコロを振るだったり、コインを投げる話が大数の法則に登場します。たくさん回数を重ねれば確率は均されていくと言う。試行回数を増やすと確率は……、と言う。

そうできるのは、サイコロにもコインにも「体力」という概念がないから。「体力」の存在しないものだから、1日の間にいくらでもデータを取ることができるのです。


しかし、競馬には競走馬にしても、騎手にしても、関わる調教師、厩務員にしても(馬主さんや馬券を買う人たちも)サイコロやコインみたいにガンガン1日の間に100回1000回と回数を重ねていくことはできません(もしできるのならば、放馬して馬場を1周2周したくらいで競走除外になるわけがない。嗚呼、2011年スプリンターズS・ビービーカルダンよ……。馬券買ってたのさ)。


人間「体力」からは逃れなられない(3会場開催から、2会場開催になって妙にホッとしてるくらい)。


モノとヒトの差があるところに、容易に「大数の法則が」というのは変です(もちろん、保険だったり、マーケティングだったり大数の法則の生かしどころはあるけれども、競馬予想のデータにはちょいとアイデアが必要です)。


一度走った後は体力の回復に、次走に向けての調教が必ずある(連闘にしたって、数日おいての出走)。


競馬には体力がある以上、1回1回のデータを取る間隔は長くなります。間隔が長いことによって、競馬予想のデータにノイズの混じる部分が発生します。コインやサイコロのように超短期間にデータをたくさん取れない以上、前走と今回の間には厳密に探らなくても差があるはず。


競馬予想のデータは、体力の回復が必要である前提条件があって成り立ってるというわけです。


全く前走と同じ条件が揃って競馬が行われることはありません。絶対ありません。長い競馬の歴史の中でそういったことは、1度もない。


ゆえに、競馬予想のほとんどのデータには、ノイズが混じって存在してると言っても過言ではない。


競馬予想のデータに潜む罠と言っていいでしょう。存在するノイズを取り除くことが「競馬予想」と言ってもいいくらい。

競馬予想において大数の法則を味方につける方法

一方で、大数の法則は敵なのかというとそうでもない。物や考え方は使いようでございます。アイデア、大事。


一個人が大数の法則を味方につけて機能させようとした場合、


「サイコロを転がした人」と「サイコロの目が「1」ですね「5」ですね「3」ですねと、1件1件記録した人」が「同じ人」であること

が望ましい。


「サイコロを転がした人(競走馬+騎手)」の側にはなれませんが、サイコロの目を1件1件確認することは時間の許す限りできるでしょう。


「10 ー 10 ー 10/30」という、複勝率50%なデータがあって、複勝回収率が82%だったとします。一般的な大数の法則的なデータの固まりから見ると、ベタ買いすればマイナスなわけですが、大数の法則を味方につけよう目線からすると、3着に来る可能性は2回に1回あるわけです。


さて、馬券になった30回と馬券にならなかった30回はどういうときだったのか? 


これを面倒だけど1回1回調べていく。他のファクターを使ってデータを弾かない。1つ1つ細かく調べていく。すると「馬券になってる事象」に似たようなものがあることを発見したりするのです。

調べて行く過程で「なぜそうなるのか」についてのヒントを仕入れられたりする。この、細々仕入れられる知識のおかけでアイデアを発見できたりします。他のファクターでデータを弾くと楽に結果は得られますが、どうしてそうなるのかについては仕入れることがなかなかできません。


下世話な言い方をすると、お金になったパターンとならなかったパターンが見つけられることが多々ある。1つ1つ調べて行ったデータを持って競馬予想するのは手間ひまかかるものの、競馬を知っていく上では重要な行動になります。

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競馬予想における自信とは?

他のファクターでデータを弾いても似たような結果は得られますが、手間をかけたのとかけてないのでは馬券を買う上で大きな差を生みます。


自信です。競馬予想するときの自信。馬券を購入するときの自信。


1回1回調べて行って気づいたことというのは、馬券を買い続けるときの自信につながります。


1度も行ったことのない場所に行く際、不安は生まれやすい。どういうところだろう、治安は? グーグルマップがあるとはいえ、実際に行ったことのない場所に行くには緊張感が生まれます。

しかし、10回行ったことのある場所にはそれほど不安はない。この感覚と一緒です。不安がある程度なくなるのは自信がついたからと言っていいことでしょう。

遠回りになるけど目的地に行くのにコンビニ寄れて便利、感じのいい喫茶店があるというある種の具合の良さの発見も回数を重ねるとある(=馬券的な妙味の発見とも言い換えられる)。


初めてレシピを見て作る料理と、10回目作る料理ではレシピのどこかに美味しくなるアイデアが加わっているはずです(もしくは安く仕上げる・時間短縮など)。それとも同じことです。データに編集を加える自信が芽生えたというわけです。


1つ1つ確認することをおろそかにしなければ、美味しい馬券を取れる可能性を増してくれます。10回も20回も違う馬でこのパターンは見てる。今回はそのパターンにかなり当てはまってるんだという心模様になります。


1回1回調べることを端折るところにも、ノイズはいとも簡単に混じるというわけです。


ほら、あなたの後にも(競馬予想はホラーか←外れたらホラーだわさ←財布「わかる」)。

ギャンブル運を上げたければ、自分だけの確率の手数を増やすこと【博才】

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レース映像を見て馬券になるパターンを模索して行ったとき、運が良かったのは「固まった競馬予想のデータがないところから始めた」ことでしょう。すでに誰かがレース映像から馬券を取るパターンのデータ化をしていれば、やる気が起きたかどうか……。

これは面倒だったことのご褒美かもしれません。


もしくは、自分だけ血統欄が読めない魔法にかけられて「たけたけっ? 贅沢な名前だねぇ、今日からお前は「っ」だ「っ」」なんて言われて、カオナシの横でレース映像見まくって「これは、レース映像パターン1のハーツクライ産駒」「これは、パターン2のパイロ産駒」「おおっ、これは渋いパターン2と3のガルボ産駒」「ウホッ、もっと渋いぜパターン1と3と5合わせ技、コメート産駒」。

みたいに新大陸発見、世界不思議発見して行ったんじゃないか説もありますが……(カオナシくん元気にしてるかなぁ……って、妄想しすぎ)。

もといもとい。


レース映像のデータ、1件10件だと集めても傾向の「け」の字も出て来ません。1件1件のチェックを増して増して、大数の法則よろしく、100件1000件と増えて行くと、馬券になってるパターンの傾向が見えてきます。


これが楽しくってしょうがない。


馬は違えど、騎手は違えど、調教師、競馬場、コース、馬場、枠順……。違うんだけど、見つけたパターンでは一緒で馬券になってる。おおっ、これはこれはですよ。


そうです。大数の法則が味方になりました(た・ぶ・ん)。


競馬予想において大数の法則と仲良くしたければ、固まったデータの偏りから語るのではなく、1件1件積み上げたところから出ないとイケマセン。競馬予想のコストパフォーマンスをよくしようとしたら、ある程度の量を見てそこから質にできる材料を探して行くのが大事。


コスパ、コスパというけど、本質は手間ひまかけたところに生まれる(くれぐれも方向性を間違えぬよう……。1件1件の積み重ねと言っても、負にも傾くわけで)。


今は時間かかるけど、のちのちは時間短く競馬予想したいと言う思惑もかなりあります。力がついたことによって、予想時間が短縮できるファクターもあるのではないかと。


(余談・自分もやったことないので人のこと言えないんですが、確率・確率・期待値・偏差値というわりに、サイコロ10000回実際に転がしてデータとって見た人がどれだけいるんだろうか? 自分がYouTuberになるんだったら。第1回目はカラオケボックスでひたすら歌いながらサイコロ10000回転がす動画にするな←ヤメトケ)。


さて、1件1件のレース映像データの積み重ね。先ほどのアーバンイェーガーならば、


「水の浮く不良馬場→良馬場のパターン」
「水の浮く不良馬場でスピードにあまりのせていかない騎乗をしたパターン」
「東京ダ1300→東京ダ1300のパターン」
「今回、あおってかなりの出遅れがあったものの3着になったパターン」



のようなパターンデータを得られます(付け加えると、今回大きな出遅れがあって3着まで来てるということは、前走の走りの中に「とても評価できる部分があった」ということです=他の馬で似た事象があれば、アタマまで狙っていい可能性が増える走りがあったということ。ほか、ラップ構成だったり、産駒の癖だったり、他馬との絡みだったり、走法だったり、騎手の癖だったり、レース映像から翻訳できる材料はたくさんあります)。


大きなデータの固まりの偏りを見るのではなく、1件1件のデータを積み上げて大きいデータにして傾向を見つけ出す。このウルトラ手間ひまかかるレース映像の分析・研究に自分はハマったのです。

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上手くいくかどうかわからない、競馬のレース映像分析・研究にどうして時間を割けたのか

分析が楽しかったことは事実です。けれど、我ながら、馬鹿だな、馬鹿だな、30歳も半ば近くからの5年6年ですよ、怖いな〜、怖いな〜、世間的な何かを捨て去らないと出来るもんじゃないんだけど、楽しいんだよなぁと積み重ねる年月。


結婚は遠い異国の話。

なんですの、ウエディングって(高校生のとき、告白して玉砕した子がいまして。もしかして、その子の結婚式で悪友ともう一人の同級生と、CHAGE&ASKA『SAY YES』を歌った、あの会合のことかしら? 「素敵なハーモニー」でしたなんて司会の人言ってたけど、誰も聞いてなかったぞ!)。


失敗談なんて、人生の持ちネタです。


ゴホンゴホン、失礼。ついつい暴走してしまった。いや、アカウント間違えました(まぁ、失恋ネタなんていくらでもあるんですけど)。


流石に、1年2年と競馬のレース映像を分析・研究をして、年間収支・馬券の的中率(当たる確率)が全然で1割以下。回収率が50%下回る状態が続いたら、研究の方法論・方向性がおかしいわけですから、辞めます。木下健さんはうまくやれたみたいだけど、自分には無理だったわって。


たけたけっ、レース映像分析やめるってよ。な訳ですが、レース映像を分析すればするほど、研究すればするほど、馬券の手応えが増幅していったのです。


あらまぁ、不思議ですよ。カオナシと切磋琢磨したのが良かったのかしら……。


買う馬券は豆券が多いですが、二桁人気を買うのが怖くなくなりましたし、とかくデータ的に欠点があろうが、世間的にミソクソ言われようが知ったこっちゃないです。そういう話を払拭できるようになりました。


なにせこっちは、1回1回の走りを見た上で、実際に買う馬の走りを見て判断しているのですから。


馬券になるパターンを20回30回違う馬で見てる、その枠の中に入る走りをしているのですから。

「やめられない・とまらない」レース映像分析。だって、競馬予想が楽しくなるんだもの

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もう、レース映像を見ないと馬券を買えない体になってしまいました


かぁさんごめん(※我が母、もうすぐ80歳。「おうまパッカパカの調子はどう?」と、ときどき聞いてくる=お小遣いちょうだいのサイン〜=きっと、3000円欲しいの〜って、ドリカムかっ! なんでいつも馬券の調子が良かったときに限って聞いてくるんだ〜)。


たまに「馬柱だけで競馬予想するとどうなるかステークス」を行うと大変です。的中率のダダ下がりに驚愕です。


3日くらい寝込みます(誇張)。


プリン買ってきてください。ハーゲンダッツとウィルキンソンも(30000円になりまーす)。

レース映像を見て馬券を狙うパターンは、だいたい100個くらいあります

5年6年とレース映像を見て、記録しまくってパターン見つけて行きました。パターンを分けて行きますと、だいたい100個、100種類くらいあるかと思います。


くるりのファンなので、とある曲にひっかけてだいたい100個と言ってますが、厳密に言えばレース映像を見て馬券を狙うパターンはもっとあります。まだ分析・研究してないものもたくさんあります。


正直なところ、うまいこと説明のしにくいパターンが多いです。細かく調べる必要があるパターン。なかなか納得してもらえないパターン。「そんなんスピリチュアルだろ」と言われそうなパターン。けんもほろろなパターンもあります。

些細な差を見つける醍醐味がレース映像を見て競馬予想するところにあります。


「レース映像を専門に見る競馬予想家」がいるようでいないように、理解していただく土壌があるようでないように感じてます(スタートからゴールまでレース映像を見せて説明するのに、時間がかかりまくるので「時代の要請=パッと短時間でわかる」からすると、相反するから、プロと呼ばれる人はなかなか出てこないでしょう。特にテレビには合わない)。


このnoteでは、そこをどうにかなんとか、レース映像を見て馬券を狙うわかりやすいパターンを「5つ」ご紹介します。いわゆるレース中の不利とは感覚が違うものも含むものの、イメージしやすいパターンを5つほど。

ここを見ると、いいよという場所を5つほど。


本題に入っていきたいところですが、もう少し小話にお付き合いください。

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クイズ・どの有名産駒のデータでしょうか?

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クイズ! どの有名産駒のデータでしょうかの時間がやって参りました。早速、正解発表です。


着外になった馬でわかる方もいると思いますが、正解はサウスヴィグラス産駒・該当馬は、メイスンヴィグラスでした。


何か調べ物してて知ったのですが、あのダート短距離大好きなサウスヴィグラス産駒が芝のコーナー4つ、2000mを勝ってたとは。


産駒成績は2歳3歳時、新馬戦などで産駒の特徴とは正反対のデータを記録することがあります(データにノイズが混じるとも言える現象)。


いかんせん、新馬戦は走らせる側がどう走らせたらいいかを仕入れられてないレースですから、特有な荒れ方をすることはままあります。


アーモンドアイが2着に負けるんですから(あのレースは、簡単に説明すると勝ったニシノウララに都合がとってもよく、アーモンドアイにはとっても都合が悪いレース。都合が悪くっても上がり3ハロン34.3秒使えたところに価値があった。どの馬にも平等に負荷がかかってレースが行われてるわけではないんですね)。


それにしても、サウスヴィグラス産駒の芝2000m勝ちデータはびっくりしました(前走、ダートから芝替わりで走ったのもすごい話で。産駒イメージの向こう側に行ってます。帰ってくるかしら?)。


ダート大好き、カネヒキリ産駒もそのうち芝で1勝するんだろうなぁ

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競馬予想のありとあらゆるデータは、レースが行われないとデータ化されない

すいません、回りくどい話になりました。

こうしてクイズを出せたのはレースが行われて、ゴール、入線したからです。データ化されたものを使えるというわけです。


当たり前の話なのですが、競馬予想に使われているありとあらゆるデータというのはレースが行われないと、データにならないのです。レースが行われて、データ化されないと、競馬予想ソフトの筆頭も筆頭ターゲットは動きようがない。


血統・調教・ラップタイム・騎手・調教師・馬主・馬場・枠順・脚質・位置取り・出目・オッズ・指数・サイン馬券・オカルトに到るまで、競馬予想のデータなんでも同様の渦の中にいます。


ほんと、当たり前も当たり前の話です。


その仕組みから考えるに、レース映像を見て競馬予想する材料・パターンを探してくることは、上手くいった場合「間接的にありとあらゆるファクターを見ている」とも言えるのではないでしょうか。

レース映像は、ありとあらゆる競馬予想ファクターを内包していると言うわけです。


ああっ、決して「レース映像って凄いだろ」とドヤ顔したいわけではありません。そんなド阿保な、承認欲求まみれなことしてもしょうがない(※1)。

他のファクターをメインとされてる人たちと喧嘩したいわけではありません。


むしろ、どんな競馬予想ファクターとも親和性が高いんじゃないのかな? と考えるのです。


(※1)競馬予想ファクターを研究・分析しまくってると、馬券になりやすいコトを発見したりすることはままある。気づいてる人は少ない。自我の目覚めと言いますか、なんと言いますか、知らない人・気づけてない人に向けて攻撃する材料にしてもしょうがない。

馬券の買い方について

レース映像を見て馬券を買いますが、馬券の買い方は基本的に複勝です。


参考→複勝馬券とは競馬予想の儲けを近づける、勝てる買い方。人気に関わらず狙い、的中率を上げ負けなくして、ワイド・三連複に繋げる。安定感ある極意・コツであり必勝法


何年も複勝を買い続けてきたのですが、単勝も買います。このところは3連複フォーメーションの研究をしています。


参考→競馬予想・馬券の買い方として、3連複フォーメーションが当たる確率を高くしてくれる気がしたのです【複勝】

参考→競馬予想・3連複は使うデータの回収率が高くなくても、的中しやすい? 組み合わせて有利になる馬券?【フォーメーション】


レース映像の分析をしてパターンを研究していますと、パターンの枠の端の方にいるなと思う馬、言い換えますと、ヒモで狙える馬がちょこちょこいます。その馬たちをわかってて買わないというのは、なんとも心苦しい。ただ、本命で狙うには物足りない。怖い。


予想の段階でレース映像見て、気づいてたけど買わずにいたら、走って走って人気薄だったことのなんと多いことか。


救済措置を考えなくては生きていけません。


そこで具合がいいかと思ったのが、3連複フォーメーションな馬券の買い方でした。気になった馬はなんらかの形で買っておく(※オッズによりにけりだけど)。


本命(1頭)
対抗(1頭)
3連複フォーメーション2列目(1頭〜3頭)
3連複フォーメーション3列目(1頭〜)


複勝1点に絞れなかったものの、3連複フォーメーションの2列目3列目で買っていると、買わなかったときのストレスは軽減されます(馬券が当たったり、外れたりはもちろんするわけですが……)。


レース映像を見て馬の評価をする段階はこの4段階になります。


予想するレースに応じて、頭数を変えていく感じです。


レース映像を見て、パターンのど真ん中に当てはまってる馬がいれば人気関係なく本命にします。


本命・対抗・3連複フォーメーション2列目(1頭〜3頭)の最大5頭のワイドボックス(1000円)でどのくらい当たるのかもチェック(オッズが美味しければ馬券購入)。

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レース映像を見ることにプラスする、予想ファクター

紆余曲折あり、2018.2.11現在で競馬予想で強く見ている要素は、レース映像を見て把握できることと加えて、


・ラップタイム(個々の馬のもの・レース自体のもの。ハイペースにはハイペースの負荷があり、スローペースにはスローペースの負荷がある。ミドルペースにはミドルペースの見所がある)
 
・馬場(稍重→良の間、不良でもダートコースに水たまりができてるか、乾きすぎてる馬場かまでも。馬場状態一つでラップタイムの意味も変わる)

・競馬場、各コースの特徴・枠順



が主な要素です。


血統、調教、パドック、馬体、コメント各種も見ないことはないですが、必要に応じてというところでしょうか(芝からダート変わり、ダートから芝変わり、距離延長・距離短縮などの条件変更の馬は確認します)。

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レース映像を見る際の基本的な考え方

これからレース映像を見て競馬予想するポイントを濃厚に説明して行きます。ちょっとその前に知ってほしいことが二つあります。


ひとつ目は、レース映像を見る際の基本的な考え方、根底にある考え方


競馬のレースを見る上で、見るポイントは多々ありますが、重要なのは、

競走馬の脚質に合うように馬場やペース、相手関係を考慮し、脚を整えて、直線追い出せる位置をうまいこと確保できるか

を見ることです。

逃げ馬なら、逃げ馬。先行馬なら、先行馬。差し、追い込み、マクリ。

脚質の定まってない馬もいますし、レースのペース一つで位置取りはひょいと変わるのも頭に置きつつ。


単純に言うと、脚を整えてうまいこと競馬できたか、どうかを見る


ただし、これは理想論です。

相手関係がある以上、枠順の有利不利がある以上、馬場、コースの特徴……がある以上、すんなり競馬はできません。


ダービーでも有馬記念でも、地方競馬の午前中の小頭数なレースでも「うまいこと脚を整えて、直線追い出せなかった馬」がいます。


ペースが早すぎた、遅すぎた。外を回りすぎた。内で揉まれた、不利を食らった。出遅れた、挟まれた。寄られた、前が壁。出して行こうとしてたら、もっと脚のある馬に入られた。


うまいこと脚を整えられなかった、力のある馬をいかにしてレース映像から見つけるか。もちろん、ラップ、時計、馬場なども見ていきます。


二つ目は「競馬予想する人がレース映像を見ている視点で、競走馬も騎手も競馬をしているわけではない」ということ。


当たり前ったら当たり前なのですが、意外と忘れてしまうことです。

レース映像を見ている視点、パトロールビデオを見ている視点というのは、神の視点みたいなもの。

競走馬にしても、騎手にしても見ている視点、見えている視点は前で起こっていることを見ています。内に入って行く際、外から入ってくる馬を気にする際、騎手の視点は確実に動いています。危ないですから。危機回避してる。

そう言う模様を全部いっぺんに見れてしまうのが、レース映像です。


JRA競馬学校の公式チャンネルがYouTubeにあります

そのチャンネルで公開されている模擬レースの動画をご覧になると理解していただけるかと思います。模擬レースは騎手目線の動画です。


二つの考え方を頭のすみに置いて読み進めていただければと思います。


それでは、本題、レース映像を見て競馬予想するコツに入って行きたいと思います(無料部分はもう少し続きます。もう、大出血サービス10000文字ステークス)。

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レース映像を見て競馬予想するコツ・パターン1  「出遅れ+コーナー入るまでの不利」

レース映像を見て競馬予想するというと、直線の不利について見るのか? と思われる方がいると思います。


直線の不利を見ないわけではないけれど、もっと見るところがあるのです。順番があるといいましょうか。見るとドキドキしてしまうところがあるのです(ほんとかよ)。


現実に4コーナーからゴールするまでの不利を扱った馬券術というのはあります(石田大和『サークルエンド馬券術ー前走不利馬が大穴演出!』アールズ出版)。


4コーナーから直線、ゴールするまでどう走ったのかを見るのは大切です。勝負所であり、着順が決まっていく部分、距離でありますから。

もっと大切なのは、木下健さんの本にも書かれてる通り、スタートから、1ハロン・2ハロン・3ハロン、コーナーに入っていくまでにどうしていたのかを見ること。


どんなレースにおいてとっても重要な部分です(新潟競馬場・芝1000mはコーナーがないので、レース映像見るのが大変なコースだったり)。


競馬のレースというのは、スタートがあって、隊列が決まって行って、道中があって、仕掛けどころがあって、直線があり、ゴールする。競走馬と騎乗した騎手がどう脚を整えて行ったのか。もしくは整えていけなかったのか。他馬との関係性・駆け引き、それを見る。もう、ガン見です。


それを部分だけ見るというのは的中率・回収率下げます。


(CHAGE&ASKA『SAY YES』を後半だけ歌って「素敵なハーモニー」って言ってもらえますか←ヤメロその話題)。


そうです、そうなのです。君たちがいて、僕がいるわけです。そうかいそうかい瀬戸内海。最初が大事。そして続いて、続いて、ゴールまでも大事。


スタートからコーナーに入っていく部分を見ないで馬券を買うなんて、自分の場合はありえません(新馬戦・初出走除く←当たり前ですけども)。直線だけ見て馬券を買うこともありません。そんなの怖すぎます。


スタートしてからの3ハロンというのは、ペースが決まっていく部分です。ハイペースなのか、スローペースなのか。騎手と競走馬の思惑・欲望・企みがバチバチ当たりまくる部分です。騎乗している馬の特徴を削ぐようなことはなかなかできないですから、トップジョッキーと言ってもできることとできないことがあります。

いい位置を取りたくても取れないシーンはしょっちゅう(新馬戦は「馬の特徴」が掴めてないので、騎手の思惑・欲望・企みがカオスに近づきます)。


上がり3ハロンの価値は、残り600mの計測地点までにスタートからどういう競馬をしていたのかで決まります。直線の不利についても同様です。


大雑把に説明しますと、

スタートから他馬に邪魔されず楽に走れ、脚もうまいこと整えられていい競馬。道中もスムーズに行って、直線、追い出せる位置もスイスイ確保。強い競馬だったな! 上がり3ハロン33.4秒!


その逆、スタートから出遅れるわ、前に入られるわ、寄られるわ、先行馬垂れてくるわ、うまいこと交わせないわ、4コーナーつまづくわ、直線、前が壁で追い出し遅れるわ……でもどうにか5着。そんな「しんどかったね。人生楽あれば苦もありだね」な馬の上がり3ハロン34.1秒。


次走、馬券的上積みがあるのは後者であることが多い。次走以降でしんどかった事象から解放されるたび馬券的上積みとなっていく。

前者は負荷のかかる競馬に遭遇して、凡走することが多い。負荷のかかる事象に対して、今回馬券的上積みを得る番になる。


レース映像を見る競馬予想ファクターとは「馬券的上積みカード」をどのくらい集めて走っているのかを見るようなものです。

その上で、時計だったり、ラップだったり、ペースだったり、馬場だったりを加味して予想を組み立てて行く。


レースの勝負所からゴールまで見てても、馬券的上積みカードを集めきることはできないでしょう。短距離戦の一部を除いて、スタートから残り600mまでの距離が長いわけで、何か起きる時間も長いわけです。


レース映像を見て競馬予想して行く際、もちろん不利は見ていきます。


とらえ方として、感覚的に言うと「どのくらい負荷のかかる競馬をしてたのか?」を見ているところがあります。なかなか数字にはできませんが、これからご紹介するパターン、実際の例は負荷のかかる事象の例と見てもらっても構いません。


楽な競馬=スタートから道中から、負荷が軽かった=だから馬券になった→次走、負荷のかかる競馬になると凡走する可能性が高くなる。馬券的上積みが薄い。


楽な競馬としんどい競馬はまるでメトロノームのようにカッチンカッチン動いて行ってるように思います。馬券的に出し入れできるといいましょうか。


これから、レース映像を見て馬券を狙うパターンについて書いて行きます。

5つのパターンにおおよその基本形があって、これまたメトロノームのように右に左に上に下にレースの内容は振れて行くものとお考えください。パターンは、重複するものもあります。

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※レース結果のリンク先はnet-keibaにしてあります。


レース映像を手軽に見られる時代でもありますので、動画を何度も再生していただいてパターンのイメージを掴んでもらえればと思います。

繰り返しレース映像を見るのは、競馬予想の素振り・投げ込み・走り込みと考えていただければ幸いです。

パッと見てわかる予想ファクターもありますが、レース映像を見るのはダンベルあげて筋肉増やして力こぶを作るイメージがあります。レース映像を見て競馬予想する力こぶを作れれば、時間短縮は可能でしょう。


レース映像のどこを見ればいいかわからない=どこを鍛えたらいいかわからない。そんな感覚のお役に立てればと思っております。鍛えるポイント、ご紹介します。


レース例は結構な数を紹介します。変形パターンも含めて。1レース1レース見ていただいて、レース映像を見て競馬予想する知識を蓄えていってもらえればと考えております(いいアイデアを思いつかれたら教えてください!)。



レース映像を見て競馬予想するコツ・パターン1は「出遅れ+コーナー入るまでの不利」です。

出遅れたあと、最初のコーナーに入っていくまでにもう一つ不利・負荷かかる部分のあった馬を見つけるパターン。


出遅れは、アオル、ジャンプ、つまづく、膠着などがあり、いわゆる、ゲートを出るタイミングが遅れるものが基本です。


競馬ブックなどの競馬新聞、webサイトには、出遅れに該当する馬の馬柱に通過順位の囲みが○になって表示されています。予想するときにレース映像を見て出遅れを確認しますが、通過順位の囲みはとても参考になります。


○□□□←中に通過順位の数字が入ってる。

最初の数字が○の中に入ってる馬は出遅れた、もしくは不利を食らった馬だったの意味。その表記があるだけでレース映像を見る価値があるとも言えます(それはちょっと、違いませんか! というのもありますけども……、それはそれです)。



レース映像のカメラ位置によっては、スタートした際、馬が重なって出遅れの事象をうまいこと確認できないこともあります(その際は、パトロールビデオが役立ちます。ほんと、公開してくれてありがとう、JRA。レーシングビュアーでどのレースのパトロールも切り替え一つで見られるようにしておくんなまし、JRA。地方競馬もそろそろ全レース公開して見てはいかが?)。


出遅れる馬の中には、馬自身の癖で毎度毎度出遅れる馬もいて、通過順位の囲みが毎度○から始まっていたりする馬がたまにいます。陣営もブリンカー、シャドーロールなどの馬具を工夫したり。


癖になってない馬が出遅れるパターンとして、スタートする際、内か外にいる馬のスタートする勢いが早い or ゴリ出ししてどうにか前に行きたい馬がいた場合、スタートするタイミングがずらされて(騎手・競走馬が驚いて)出遅れるシーンをしょっちゅう見かけます。


スタートでタイミングずらされた感じの馬は、次走なんともなくスタートしてくれることが多い(予想するときに、スタートいい馬・ゴリゴリ出して行きそうな馬は気にしておく)。

次走以降で、最内枠、大外枠に入るとスムーズにスタートできることも見かけます。


今まで逃げたり先行できたりした馬の発馬がうまくいかなかったとき、レース映像を確認すると、スタートで他馬にタイミングずらされてたことはちょくちょくあります。

「2-2」「4-3」みたいな通過順位が馬柱に並んでて、前走「11-9」だったりした場合、大抵はタイミングずらされ出遅れです。


2019年の小倉大賞典(小倉競馬場・芝1800m)、逃げ馬・マルターズアポジーが出遅れて最後方からの競馬になりました

レース映像を確認しますと、スタートした際、ひとつ外のブラックスピネルが内に切れ込むようにゴリゴリに出して行っています。マルターズアポジーはスタートするタイミングをずられれている。


出遅れる原因が他馬の勢いだったこともけっこうあるので、出遅れ=馬の癖と思い込まない方が無難です。


今回逃げる馬を買い続けられれば、馬券は儲かる」なんて話がありますけど、スタートにおける他馬に対する事象も影響があるのでしょう。


この1点だけでも、レース映像を見るのは最初からじゃないと馬券を当たりにくくするのです。


競馬新聞に出遅れという不利表記されにくいパターンとして「出脚が遅い馬」がいます。これは出遅れ癖に近づいてる可能性はありますが、後方から追い込む脚質の場合、気にしなくっていいことも(この手のタイプは、最初のコーナー入るまでに不利・負荷のかかって走った馬以外であまり本命にしません)。


スタートして、最初のコーナー入るまでに隊列が決まっていく。

スタートはうまく決まっても、最初のコーナー入るまでに受ける不利・負荷があります。

ごちゃごちゃした感じになって、寄られる・寄って行く・挟まれる・(内から・外から)前に入られる・詰まる・前が壁になって手綱を引くなどなど。不利表記される事象が起こります(不利表記されないことも多々あります)。


これらの事象は、ピンポイントで起こることもありますし、固まった馬群の中でも起こります。


挟まれたり、詰まったり、前が壁になったり、似たような事象は直線でも起こります。見ている人・確認している人の数は圧倒的に直線の方が多いです。テレビの視聴率は高いことが大変喜ばれますが、馬券的妙味は視聴率が低いところを見て記録していたところに埋もれています。


さて、パターン1。出遅れたあと、最初のコーナー入るまでに不利・負荷を食らった馬は、次走以降で馬券になりやすいというパターンを紹介します。



視聴率の高い不利だったので記憶してる人、絶叫して絶望した人(私)もたくさんいただろう、2018.10.28 東京競馬場11レース・天皇賞秋・芝2000m・スワーヴリチャード・10着


このレースは、ご紹介するパターンとしてわかりやすいと思います。


スタート、スワーヴリチャードは出遅れます。出遅れたとき、出遅れた馬の前にはぽっかり隙間が生まれるのですが、その隙間に外からマカヒキが入ってきてぶつかります。


出遅れを挽回できるチャンスを埋められては勝負になりません。出遅れて、しばらく動けない時間を何秒も作った。他馬にハンデ配ることになったことと一緒です。かなりの不利です。


スタート後、出遅れも含めコーナー入るまでの不利というのは、競走馬が「静止している状態から、動き始めた頃」に受ける不利です。直線における「動いてきて、さらに動く状態」で受ける不利とは意味合いが少々違います。


人間に例えましょう。

朝方受けた嫌なことは夜まで引きずることは多々あります。区切りがつくまで、気になってしょうがない。

ストレス・暴飲暴食・衝動買い。嗚呼、Amazonぽちぽち。甘いものもぐもぐ。ポテチの踊り食い(どんなんだよ!)。


しかし、夜暗くなって受けた嫌なことは、風呂入って、酒飲んで、寝るわー。と、ゴールまで突っ切れないこともない(あくまでも例え。あくまでも例え)。


スタートして、これからどういうレースを組み立てて行こうか、というときに受ける不利は後半に響くことが多い。レース後半への影響はあるものの、スタートしてコーナー入ってくまでの不利は見た目、負荷がかかってるように見えない。馬券買う人たちに気づいてもらいにくい(すなわち、想像できると徳をする)。


スワーヴリチャードの場合はわかりやすいですが、レース映像のカメラワークでうまいこと捉えられない、捉えにくいパターンもあります(パトロールビデオの出番)。



出遅れ+前に入ってこられる不利を食らったパターンの場合、その馬がどういう競馬をしてどのくらいの上がりだったのかは見るポイントです。


スワーヴリチャードは、上がり3ハロン34.1秒でした。直線、鞍上は強く追ってません。そこから考えると、10着の着順に悲観することもないと思います。


→次走、スワーヴリチャードはジャパンカップに出走、2番人気で3着(複勝・150円)


スワーヴリチャードの場合は視聴率の高い不利でした。


レース映像を見てますと「出遅れ+1コーナーまでのなんらか不利→上がりはそこそこある」パターンは視聴率が高くない場合でもけっこうあります。



次は、2018.7.1 福島競馬場11レース・ラジオNIKKEI賞・芝1800m・フィエールマン・2着です。


こちらは、ブログに書いた予想を引用します。

福島競馬場・芝1800mのラジオNIKKEI賞。

出遅れて、外の馬に切れ込むように入って来られて、後手。押さえて、押さえて、1コーナー、2コーナー、内に2頭いる外をきっちり回って行く。このときのテン3ハロンは35.7秒で、決して遅いペースの展開ではない。むしろ、福島競馬場・芝1800mの3歳オープンとしては早いラップ。

道中も外目を追走して、かなりの大外を回って追い込んできての2着。上がり3ハロン、34.4秒。勝ったメイショウテッコンはテンも早いし上がりも早い逃げ・先行馬。テンだけが早く、上がりの垂れる逃げ・先行馬を追い込んで来た訳ではない。

もう少し解説します。

出遅れたフィエールマンの外から、キレイにキボウノダイチが切れ込んでくる。この時点で2つの不利がかかる
。最内を走れたらよかったものの、内に2頭外を走る。これもしんどい展開。福島競馬場・芝1800mはコーナー4つ。きっちり外を走って行く、フィエールマン。


キボウノダイチの作ったペースはかなり早い。その早いペースについて行ってるフィエールマン。自身のテン3ハロンが37.8秒だったりしたら「前が垂れたので追い込んで来られただけか」と勘ぐるが、そうじゃない。35.7秒とかなり早い。馬柱にはミドルペースと書かれているけど、そうかしらペース。


4コーナー、フィエールマンは大外を回しに回して、追い込んできて2着。上がり3ハロン34.4秒。すごい。


フィエールマンは「出遅れ+入られる不利」だけでなく、外目をきっちり走って4コーナー大外+ペースが早いなど負荷かかる部分があっての上がり3ハロンだった。

馬券的上積みを考えたらいくつあるんだか……数えるの怖い。一枚、二枚、三枚、四枚、五枚……、一枚足りないなんてことにならない……。


4コーナー大外の馬を買うにしても、そこまでに至るスタートからの競馬を見ないと、馬券は当たりません。


馬券的上積みを数えましょう(キスを数えたりするより、馬券的妙味数えたい)。


3コーナーあたりはインを走ってる馬もいます。けれど4コーナーで大外の位置にいたら、競馬新聞上では「大外」なのです。イメージとしては3コーナーの入りから大外をみっちり回ってるように見えますが、レース映像見ないとだまされます。


これらを考えると、菊花賞のとき、馬券的上積みはかなりあったわけです。フィエールマンは関東馬だからがどうの、乗り替わりがどうの、出走過程がどうのという言葉を聞きましたが、ラジオNIKKEIのレースを見ていたのでそこまで気にならなかったりしました。


……まあまあ、フィエールマンの自信に反して、買った馬券が複勝1000円というのはどうかしてますけども(単勝買っておけよー)。


→次走、フィエールマンは菊花賞に出走、7番人気で1着(単勝・1450円 複勝・450円)。翌年、AJCCで2着(複勝・110円)



はいっ、無料部分はここまで(15000文字超!)。


ここから先は有料部分に入っていきます。その前に、私がレース映像を見てどのように競馬予想しているのかを軽く書いておきます。


競馬予想する方法は、ごくごくありふれたものです。

馬柱に書かれている時計だったり、テン3ハロンのラップタイム、上がりのラップタイムをだったりを「どのくらい信用していいのか確認」するためにレース映像を見ます

時計やラップの裏付け探しをレース映像を見てしている感じ。


馬券的上積みを探すと言いましょうか、負荷のかかった馬を探すと言いましょうか。楽な競馬をした馬を探すと言いましょうか。


前走、中山競馬場・芝2000m・良馬場を2.00.0で走った馬が100頭いたとして、全頭評価が一緒なんてありえません。

しんどい2分ジャストな馬もいるし、楽な2分ジャストな馬もいる。印の重さを上げ下げする要素はレース映像の中にあります。


これは、全体時計だけでなく、テンの3ハロンでも、上がり3ハロンでも感覚は一緒です。

阪神競馬場・ダート1400m・良馬場でテン3ハロン35.0秒の馬が100頭いて、上がりも一緒だったとき、どの馬も同じに見て言いわけがありません。

馬券になる35.0秒もあれば、馬券にならない35.0秒もある。


時計やラップタイムを参考にしつつ、レース映像を見て馬券的上積みを加味して競馬予想していきます。


無料部分もそろそろおしまいです。


ここから先は、レース映像を見て競馬予想するパターンのレース例をいくつもあげて濃厚に説明していきます(何十頭いるんだろ……馬券の的中率(当たる確率)・回収率を上げてくれるパターンなお馬さんたち。馬券的妙味・馬券的上積みを教えてくれる馬たち……、あれあれ、今、全頭、砂遊びしてます)。


加えまして、レース映像を見て競馬予想するとき、参考になるミニコラムもいくつか織り交ぜていきます(ミニコラムというより、当たり前にコラムの分量になるかと。あれあれ、今、書き手の人が栗きんつばつまもうとしてます)。


レース映像を見て競馬予想するコツ・パターン1は「出遅れ+コーナー入るまでの不利」。有料部分でも濃厚に説明していきます。

残りのパターン、4つはこんな感じ。

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コラムのタイトルはこんな感じ。

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いやはや、合計で何万文字になるのだか(ネタはかなりあったりしまして……。約67000文字超えました……)。


ここから先についてのnote、お代は4500円になります。


レース映像を見て競馬予想する「競馬予想本」「馬券本」はほとんどありません。


電子書籍・Kindle・note・ブログなど、知りたいことがたくさんあるので調べまくりましたが、類似する本はほとんど見かけませんでした。そんなファクターのnoteですので、価格は正直迷います。


商業出版の世界から考えますと、部数の少ない専門書は高価な本しかないのが現状です。ただ、印刷するわけではありませんので、まずは4500円にて販売開始させていただきます。


一定部数が販売されましたら、値上げする予定です(オッズに影響するなんてないと思いますけど、万が一あったら、そのときはそのときです)。

※2019.5.28  一定部数を販売いたしましたので、値上げいたします。

※2022.8.29  一定部数を販売いたしましたので、値上げいたします。

(飲みにもいかず、遊びにもいかず、5年6年と競馬のレース映像を分析・研究してきた話を濃縮還元しております。タコわさ食べさせてください!)。



競馬予想を楽しむネタとして「レース映像を見て競馬予想するコツ〜馬券の的中率・回収率を上げる5つのポイント+α〜」いかがでしょうか。レース回顧にも使いどころたっぷりかと思います。


お買い上げ、お待ちしております(冒頭のうなぎの話はどこへ?)。


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