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悪魔が囁くけど風呂入って寝た。

人にはさみ渡すとき刃の方渡す人みると好感度下がるのよ。

何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ
ネットスラング化してる漫画の名言、さっき調べたら発言者は海賊じゃないらしい。
そういう時ある、自分がやった仕事が他の人の功績になってること……。
ちょっとしたことだし……と黙ってしまう自分が嫌い。何が嫌いかより

頭の中にここじゃない世界を作って、人間を生み出し生活させ、そいつらの言動を似顔絵付きで描きとる激ヤバの所業、漫画。
お恥ずかしながら激ヤバ生産物をネットの海に放り投げたりしている者です。
現実世界を生きながら脳内では自分の作った世界を眺めている、たちの悪い人形遊びだぜ。
んで、さっき思ったんですけどぉ。
人間性って嫌いなものの方に出やすいのかもしれん。
ショートケーキが大好き!って人が二人いて
ピーマンが嫌いって人とチョコケーキが嫌いって人
チョコケーキ嫌いな人のほうがなんとなくドラマチックな人生を眺められそうな気がする。
同じように虫も殺せない優しい人が二人いて
他人の悪口を言う人間が嫌いって人とごめんなさいばかり言ってる人間が嫌いって人
後者のほうがなんとなく何かあった感がある。
架空の人間を生成するとき、好きなものは結構簡単に想像できるけど、嫌いなものは難しい気がする。
嫌いなものってエピソードが必要なのかもしれない。
奥行きを出したいときは嫌いなものをちゃんと考えてみたいなという記録。

ほんで、自分が生み出すキャラクターに自分が嫌いな所作ってさせにくいな。
好きなものだったら俺様が全く興味ないものでも設定できるけど
俺様が生み出すキャラクターは人にハサミ渡すとき刃の方を向けない奴ばかりになってしまう。
物語に関係するようなデカいものだったら必要な設定として付随させるかもしれないけど
関係ないような細かい癖とかって本当に作者ベースになってしまう気がする。
そりゃお前のキャラクター作りが甘いんだよ。
どうか俺様の嫌いを越えて生きてほしい。
しかし肝心の自分自身が嫌いなものも好きなものもちゃんと自覚してない。
無意識に嫌いなものを避けないためにも、まずは己の好き嫌いと向き合いたい。意識エベレストじゃん。
自分と脳みその人間とを切り離したいなと思い怪文書始めたまでもある。そうやって合理化する自分は好きじゃないね。愛して。

でも、現実世界で嫌いなもののことばっか話す人間はやっぱりあんま好かれないね。
楽しい話しよ!って仕切っても好かれないし。
人間なんか、嫌いだ……ッ。人間も俺様のことなんか嫌いだよ。完。

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