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【2021年1月時点】台湾入国時のPCR検査証明や入国前後の流れ

私は2021年1月9日に日本から台湾へ戻りました。

その際、

PCR検査の陰性証明が必要であったり
航空会社の対応、台湾入国後の流れが
コロナ以前と大きく変わっていたので

今回、台湾入国前後で私がしたことや
必要だったものについて書いていきます。

これから台湾に来られる方は参考にしてみてください。

ちなみに2021年1月時点では
居留ビザと特別許可が必須で
観光ビザでの入国はできません。
(ワーホリや留学ビザは要確認)

渡航前のPCR検査

2020年12月から台湾はビザの種類や国籍を問わず
全ての人が入国する72時間前までに
PCR検査を受け、陰性であるという証明書が必要です。

私はもともとは東京の病院で検査を
受ける予定でしたが、
成田空港にPCRセンターができたと聞き、
空港内で検査を受けることに。

検査時間はPCRセンターの
サイトから予約できます。

金額は証明書の発行も含めて32,500円

ただ、予約をしない場合や時間外
(9:00〜17:00以外の時間)
の対応は別途9000円の料金が
プラスされる
ので注意しましょう。

直近に予約しようとすると
大半埋まっているので
1週間以上前から予約をしておくのがベスト。

センターに入ったらに検査の目的や
パスポートの提示、お金の支払を済ませます。

支払いが終わると以下のような明細と

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領収書がもらえます。

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領収書は検査結果の受け取りの際に
提示が必要
となるので
無くさないようにしましょう。

ちなみに支払いはクレジットカードでも可能でした。

検査の内容や手順は
渡航先や検査目的によって変わりますが、
私は体温と血圧の測定をした後に
以下のような用紙への記入を求められました。

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その後、
口頭でも再度用紙の内容を確認されます。

上記の用紙は結果が陽性だった際に
10日程度隔離されるという同意書も
兼ねています。

問題なければサインをして検査開始。

検査方法は
綿棒式、唾液式どちらも可能
渡航先の国の規定や個人の希望に合わせて
自由に選択ができます。

台湾はどちらでも問題ないので
私は唾液にしました。

仕切りのついた小さいブースへ移動し、
壁に貼られたレモンの画像を見ながら
小さい試験管の中に唾液を溜めていきます。

溜まるまで時間がかかるので
数分の差ですが綿棒の方が早いです。

以上で検査は終了

私は16時に予約をしましたが、
45分ほどで手続きと検査が
終わりました。

結果の受け取りは最短2時間で可能
となっているのですが、

私が行った時間帯は非常に混んでいて
早くても受け取りは夜9時か10時頃になる
という話でした(約5時間かかる)。

私は翌日のフライトだったので
問題ありませんでしたが、

検査ー結果の受け取りー搭乗
を1日で済ませようとすると
時間に余裕をもたせる必要があります。

結果の受け取りは前述した領収書を
見せるだけなのですぐに終わります。

以下が陰性証明証

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検査結果が陽性だった場合は
直接電話がかかってきて
近くの医療機関へ行くよう指示があるそうです。

なので、受け取り時間までに
電話がなければ陰性と考えていいでしょう。

Webから健康状態を入力

台湾は入国する48時間前から
健康状態をWeb上で記入しなければいけません。

サイトは「入境防疫系統」という名称で、
入国前の体調や入国後の隔離場所、
連絡先などの入力を求められます。

また、台湾へ到着すると
入力した電話番号にSMSが送られます。

電話番号は日本のものでもいいのですが、
SMSが受け取れない場合は空港到着後
すぐにSIMの契約が必須
となるので要注意。

航空会社の対応

私はスクートの便に搭乗したのですが、

チェックインカウンターで受付をする前に
PCR検査証明書の提示と健康状態の申告書の
記入を求められます。

その際に以下のような用紙をもらいました。

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また、受付では前述した健康状態を記入する
サイトのことも言われますが、
その場で入力する必要はありません。

QRコードがあるので、それを読み取って
台湾到着までに入力しましょう。

余談ですが、

スクートは機内持ち込みの手荷物が
3kgまで
となっていて
オーバーした分(最大7kgまで)は
預け荷物
にしなければいけません。

7kg分の預け荷物は無料

仮に20kgの預け荷物を買っていたら
20kg+7kgで預けられます。

また、搭乗後のCAの対応も変わっていて
乗客との接触を極力避けるためか
サポートがほとんどありません。

入国登記表などの書類は
座席に置かれていますし、

ペンの貸し出しもなし

座席の上にある荷物入れも使えない
可能性が高いです。
(説明を受けた気がしますが曖昧)

仮に使えたとしても
CAは手伝ってくれません。

機内持ち込み荷物が3kgになったのも
荷物は全て前の座席の下に
入れさせるためだったはず。

それと、

入国の際には入国登記表だけでなく
健康状態を記入する用紙と

Photo 2021-01-21 22 50 37 のコピー

税関申告書の記入が必要でした。

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私が知る限り2020年の1月時点までは
税関申告書は不要だったので
ちょっと驚きでした。

基本的な内容は日本の税関申告書と
ほぼ同じです。

台湾到着後の対応

台湾に到着した後は前述したように
Web上で入力した携帯番号にSMSが届きます。

URLが貼られているので
それをクリックすると入力内容が
表示されるようになっています。

これは飛行機を下りてすぐの場所にある
ブースで提示しなければいけません。

なので、

SMSが受け取れてない場合には
すぐ隣にあるブースでSIMの契約を
させられます。

また、Webサイトの内容はこの部分と

写真 2021-01-09 15 24 30

この部分のスクショを取るよう
指示がありました。

写真 2021-01-09 15 24 49

イミグレーションではPCRの検査証明や
記入した用紙を提出しましたが、
基本的にはいつもと変わりません。

あとは荷物を受け取ったら
税関で申告書を提示して終わりです。

私は別送の荷物があったので
税関でその旨の申告が必要でしたが
特にそういったものがない人は
以上で終了。

私はてっきり台湾の空港でもPCR検査を
受けるものと思っていましたが
日本で受けているので不要なようです。

防疫タクシーで移動

私は自宅での隔離と
防疫タクシーを使った移動を選択したので
入国ゲートを出た後は直接タクシー乗り場へ。

空港職員がついてくるかと思ったのですが、
特に監視はありませんでした。

タクシー乗り場では専用の用紙に
行き先や連絡先の記入を求められた他、
先程のスクショを見せるよう言われました。

その後、全身+荷物に消毒液を
これでもかとぶっかけられタクシーに乗車。

料金は台北市内まで1,000元ちょうどでした。

一応メーターは動いていますし、
金額は1,500元くらいになりますが
台北市から補助金が出ているらしく
1,000元でいいそうです。

下車時には領収書にサインするよう言われました。

隔離期間の健康チェック

隔離期間は以下のようなSMSで
健康チェックを行います。

写真 2021-01-22 0 31 17

数字で返答をするだけなので簡単です。

毎朝10時にSMSが来るのですが、
返信をしないと15分おきくらいに
メッセージが来るので
早めに返信する方がよいでしょう。

また、

初日は警察から直接電話があり、
宿泊している場所がどこか
体調は問題ないかという確認が入ります。

私は自宅だったので
ゴミ捨てはどうするか
日用品の買い出しは誰がするのか
など細かく聞かれました。

家族と伝えましたが、
そういう人がいない場合は
里長が手伝ってくれるようです。

電話をくれた方は日本語が話せました。

また、なぜかはわかりませんが

日曜日に台湾の防疫センターから
別な日に再び警察から電話がありました。

どちらも出られず
再び電話がかかってくることもなかったので
何の要件だったかはわかりません。

もしかすると
たまに電話確認が入るのかもしれません。

※追記

再び警察から電話があったので出たところ
やはり体調確認でした。

警察からは1/10、1/16、1/22と
3回電話があったので定期的に電話での
確認もしているようです。

まとめ

台湾への入国はPCR検査から
Webでの情報入力など
やることがたくさんあります。

私は事前に情報を調べていたことと
時間に余裕を持ってスケジュールを
組んでいたのでスムーズに終わりましたが、

空港でPCR検査結果の受け取り時間が
ギリギリ過ぎて困っている人

PCR検査結果が必要なことを知らずに
飛行機に乗れなかった人などを
見かけました。

情報は日々更新されているので
常に新しい情報をチェックしておきましょう。

私が記載した情報も1月時点のものですが、
基本的な流れは大きく変わらないと思うので
これから来られる方は役立ててください。

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