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【課題制作】空間情報の共有技術2020

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授業で制作した課題を紹介します。
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#日本人街

再生

世界の日本人街

2020年空間情報と共有技術の課題です。 こんにちは、小山千寛と申します。  この作品では、世界の日本人街を紹介しています。 きっかけは、最近とあるアプリで海外の人とチャットをすることが増えたからでした。そこでは、様々な国の人と知り合えて、しかも日本語を学びたいという人と会えます。この人たちはどうして日本に興味を持ってくれたのだろう。そう考えた時、1つ面白いコメントがありました。「近くに日本人街があった。」と。日本の中華街みたいに、海外に日本がある!そう考えたら、ワクワクしてきました。  今回はスプートニクさんの「世界の日本人街ベスト8」https://jp.sputniknews.com/culture/201705293687155/ を参考に、デジタル地球儀で紹介しました。以下、8つの町を簡単に紹介していきます。  1つめ、リトルオーサカ。アメリカもう1つの日本街より西にあるという地理的な理由で、この名前が付けられました。現在では、紀伊国屋書店など日系ショップが立ち並びます。また、日刊スポーツによると、2015年に正式に「ソーテル・ジャパンタウン」という地名になったそうです。 https://www.nikkansports.com/leisure/column/la/news/1446108.html  2つめ、リトルトーキョー。19世紀から移住を開始した、とても歴史のある街です。杉原千畝像や二宮尊徳像があります。また、1955年に米国の歴史記念物に認定されました。  上記2つのアメリカの日本人街は、1900年に入ってから移住を経ているので第二次世界大戦も経験しています。その際は、日本人が強制収容されるなどもあり、空洞化した時代がありました。  3つめ、リベルダーデ。これはブラジルのサンパウロに位置する日本街です。国の政策として移住があったこともあり、現在の居住者数は6万人を超えています。しかし、活気づいたのは終戦後に退役軍人たちが移り住んだことにあるようです。  4つめ、ドイツデュッセルドルフにある日本人街です。上記3つと違い、日本の企業が会社をこちらで設立したため、その従業員や駐在者などが主に街を構成しました。  5つめ、リトルヨコハマ。こちらはカナダのバンクーバーにある日本人街です。こちらは、歴史は米国と同じような歴史をたどって完成しました。しかし、第二次大戦後の復興が遅く、街の規模も6区画と小ぢんまりとしたものになっています。  6つめ、コロニア・ウルキサ。ここからは、日系人が集団で暮らしている土地が点在しているためスポットとしてお届けしています。特派員さんによると、個々の地域では、現在でも盆踊り祭りなど開催し1万人もの動員があるそうです。 https://tokuhain.arukikata.co.jp/buenos_aires/2013/01/post_244.html  7つめ、フィリピンのマニラにあるパコ地区の日本人街です。この町は他とは違い16世紀ごろ誕生しました。きっかけは隠れキリシタンが日本から逃げてくるためででした。今では日本企業の駐在員さんたちがにぎわう居酒屋さんなどが小ぢんまりと立ち並ぶそうです。    最後に、インドネシアのジャカルタにあるブロックMのリトル東京です。動画内では7つ目のフィリピンより規模が小さいと紹介しましたが、インドネシアの情報をまとめているサイトによると、1万人以上の日本人が暮らしており、暮らしやすい街並みとなっているそうです。物価も安いので観光客も立ち寄りやすい地域となっています。(但し治安には注意する必要があるだろう。) https://bit.ly/342YUvp 以上8つの日本人街でした。動画で地球儀を見ていると、世界の反対側にも日本があるような気がしてきます。それぞれの地域でお互いをリスペクトしながら、この文化が続いていくことを願っています。 以上